アボカドを食べようとして切ってみたらまだ硬かった。
こんな時、アボカドを追熟すれば美味しく食べられます。
今回は、アボカドの追熟の方法を紹介します。
切った後でもできる追熟の方法や、切る前に食べ頃を見分ける方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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アボカド食べ頃を見分ける方法
まず最初に、アボカドを切る前に食べ頃を見分ける方法を紹介します。
アボカドの食べ頃を見分けるには2つのポイントがあります。
1つ目のポイントは、アボカドの色です。
完熟したアボカドは、皮全体が黒っぽい色になっています。逆に、まだ食べ頃ではないアボカドの皮は、鮮やかな緑色や、一部にまだ緑色が残っている状態です。
まだ緑色のアボカドを美味しく食べるためには、追熟が必要です。
アボカドの食べ頃を見分ける2つ目の方法は、アボカドの尖ったヘタの部分を触ってみる方法です。
十分に熟して食べ頃になったアボカドは、水分が少なくなり、ヘタの部分に空洞ができています。アボカドのヘタの部分を押してみて、ベコっとへこむようであれば、そのアボカドは食べ頃です。
逆に、まだ皮がへこまないアボカドは追熟する必要があります。
アボカドのお尻の部分がへこむようになってから1〜2日程度が、アボカドを美味しく食べられる期間です。
では、まだ完全に熟していないアボカドを美味しく食べる「追熟」の具体的な方法を見ていきましょう。
アボカドの追熟方法
これからアボカドの追熟方法を紹介いたしますが、切る前のアボカドを追熟する方法と、切ってしまった後に追熟する方法の両方をご紹介いたしますので、アボカドを切ってしまってから熟していないことに気がついたという方は、最後まで読んでくださいね。
袋に入れてアボカドを追熟する方法
アボカドをバナナやリンゴと一緒にビニール袋に入れて常温で置いておくと、果物の追熟を促進する成分「エチレンガス」の影響で、アボカドが追熟されます。
また、アボカド自身からもエチレンガスが出ていますので、バナナやリンゴがない場合はアボカドだけをビニール袋に入れて置いても追熟することができます。
アボカドのみで追熟する場合は、他の果物と一緒に入れる場合と比べて追熟する方法と比べて熟すのに日数がかかります。いずれにしろ、袋に入れてアボカドを追熟する場合は、半日ごとに熟し具合を確かめて、食べ頃になったら袋から出すようにしないと、気づいたら食べ頃を過ぎてしまっていたということもあり得ますので注意しましょう。
暖かいところに置いて追熟する方法
アボカドを暖かいところに置いておくのも、自然にアボカドを追熟する方法の一つです。
日の当たる窓際や冷蔵庫の上など、少しだけ暖かい場所に置いておくだけでも自然と追熟されます。
また、野菜などを茹でる際に、鍋の蓋の上にアボカドを置いておくことでもアボカドが柔らかくなり、美味しく食べることができるようになります。
この方法は、追熟というよりは、アボカドに含まれる脂肪酸や食物繊維が加熱によって柔らかくなるために、追熟した時のようにとろりとして食べやすくなるというものです。すぐに食べたい時や、急いでいる時などは、この方法がオススメです。
もんで柔らかくする方法
これは、追熟方法ではありませんが、柔らかくすることですぐに美味しく食べられるようにする方法です。
それは、モミモミする・・・という方法
皮がついたままのアボカドを指で揉んだり、テーブルの上で、力を加えてゴロゴロと転がすことでアボカドの身が柔らかくなり、食べやすくなります。
ただし、追熟した場合と比べると、やはり青臭さを感じますので、急いでいる場合以外にはあまりお勧めではありません。
切ってしまったアボカドの追熟方法
アボカドを切った時にまだ熟していないことに気がついた場合は、電子レンジを使って食べられるようにしましょう。
切ってしまったアボカドを皿にのせ、電子レンジで1〜1分半ほど加熱します。
これも追熟方法ではなく、加熱することによって脂肪酸などが柔らかくなって食べやすくなるというものです。
思い切って調理してしまう
アボカドは、そのまま食べるだけではなく、調理することでも美味しく食べられる果物です。
バターを溶かしたフライパンで炒めたり、マヨネーズやシーチキンとあえてオーブンで焼いたりすると、そのまま食べるのとは違った美味しさを楽しめます。
切った時に硬かったアボカドは、追熟するのではなく、料理してしまう、というのも一つの方法です。
栄養価の高いアボカド、ぜひ美味しく楽しんで下さいね。
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