収入印紙は5万円以上の領収書には必ず必要だって知っているけど、消費税を含む場合なのか、それとも、消費税を含まないで5万円以上なのかと聞かれると「ん?」ってなりますよね。
実は、場合によって収入印紙が必要な場合とそうでない場合があるんです。
どんな時に収入印紙が必要なのか、具体的に見ていきましょう。
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収入印紙は消費税含む5万円に必要?
領収書を作っていて、ふと疑問に思う
「あれ?これって収入印紙必要なのか?」
そう、本体価格は4万円台なのに、消費税を含む金額が5万円以上になった時。
実は、この場合、領収書の書き方によって収入印紙の要・不要が分かれてくるのです。
例えば、本体価格が49,800円の商品に対する領収書を書く場合、以下のように、支払金額に含む消費税額がはっきりと記入されていれば、収入印紙は必要ありません。
- 本体価格 49,800円
消費税額 3,984円
合 計 53,784円 - 消費税抜き金額 49,800円
消費税含む金額 53,784円 - 53,784円(うち消費税3,984円)
逆に、単に消費税額を含む合計金額のみが書かれている以下のような場合には収入印紙が必要となります。
- 53,784円(消費税含む)
- お支払い 53,784円
あちゃー!必要ないのに収入印紙を貼ってしまった!!
慌てないでください。そんな時には、ちゃんと返金してもらう方法があります。
収入印紙を貼ってしまった時は、絶対に慌ててはがしてしまってはいけません。
間違って貼ってしまった収入印紙の返金手続き方法や間違って購入してしまった収入印紙の現金化の方法などを以下の記事にまとめてありますので、参考にしてください。
-
収入印紙の払い戻しの方法|手っ取り早く現金化するには
収入印紙を購入したけど使う予定がなくなった 掃除していたら古い収入印紙がたくさん出てきた 収入印紙を課税文書に間違って多く貼ってしまった そんな時、収入印紙を購入した郵便局に持って行っても払い戻しって ...
消費税含む金額ごとの印紙税額
領収書に貼り付ける印紙代は以下のとおりです。
5万円未満 | 非課税 |
5~100万円 | 200円 |
~200万円 | 400円 |
~300万円 | 600円 |
~500万円 | 1,000円 |
~1,000万円 | 2,000円 |
~2,000万円 | 4,000円 |
~3,000万円 | 6,000円 |
~5,000万円 | 10,000円 |
~1億円 | 20,000円 |
~2億円 | 40,000円 |
~3億円 | 60,000円 |
~5億円 | 10万円 |
~10億円 | 15万円 |
10億円以上 | 20万円 |
消費税を含む金額ごとの印紙代は、この金額に8パーセントを加えるだけです。
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