美肌やダイエットの効果が高いと言われるトマトジュースですが、飲み過ぎると病気になってしまうこともあるそうです。
無塩のトマトジュースでも飲み過ぎってあるんでしょうか?
今回は、トマトジュースを飲み過ぎることによる弊害と、一日の適量はどのくらいなのかということをご紹介したいと思います。
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トマトジュースを飲みすぎるとどうなる?
一般的に身体に良いと言われているトマトジュースでも、飲み過ぎは体に良くありません。
まさに、「過ぎたるは及ばざるがごとし」。
それでは、具体的に、トマトジュースの飲み過ぎがどのように身体に悪いのかをご紹介しましょう。
有塩の場合は塩分の取り過ぎ
最近では、無塩とか有機野菜を使った健康志向のトマトジュースもありますが、一般的なトマトジュースには塩分や糖分が加えられています。
トマトを丸かじりするよりも塩をふった方が食べやすくなるのと同じように、トマトジュースも味付けをした方が万人受けする味になりやすいからです。
トマトジュースを飲んでダイエットをしようとしても、塩分や糖分が入っていたら逆効果。
塩分の取りすぎで太ってしまうこともあります。
また、高血圧、腎機能の低下、成人病などの原因ともなります。
健康の為にトマトジュースを飲むのであれば、なるべく無塩のものを選ぶようにしましょう。
カリウムの取り過ぎ
トマトには、カリウムが多く含まれています。
カリウムは、ナトリウムと協力して細胞の浸透圧の調整をしてくれるミネラルの一種です。
血圧を下げる、筋肉の働きを良くするなどの効果もあるので、なるべく摂取したい栄養素の一つでもあります。
しかし、トマトジュースを飲み過ぎると、かえってカリウムの取り過ぎとなってしまうこともあります。
カリウムを取り過ぎると高カリウム血症(こうカリウムけっしょう)と言って血中のカリウムの濃度が上がってしまう病気になることがあります。
手足がしびれる、不整脈、筋力低下、吐き気などの症状があり、放っておくと死に至るケースもある恐ろしい病気です。
リコピンの取り過ぎ
トマトジュースに多く含まれるリコピンは、活性酸素を取り除いてくれるので、美肌効果があります。
このリコピンを一生懸命摂取しようとしてトマトジュースを飲み過ぎる人もいるようです。
リコピンを取り過ぎると、みかんを大量に食べた時と同じように手のひらや足の裏の色が黄色くなります。
また、お腹の調子が悪くなる人もいます。
リコピン自体は取り過ぎても後遺症が残る程の重大な問題は引き起こさないと言われていますが、やはり飲み過ぎは良くないでしょう。
トマトジュースの適量はどのくらい?
さて、では、トマトジュースを毎日飲むとした場合、どのくらいの量であれば飲み過ぎにならず、適量と言えるのでしょうか?
これは、その人の年齢や生活形態、食生活などによって違ってはきますが、目安としては、200ml(コップ一杯)程度にしておくのが妥当でしょう。
さらに注文をつけるとすれば、なるべくなら既製品ではなく、毎日生のトマトをジューサーを使ってジュースにして飲むのが一番です。
やはり、既製品は長持ちさせるために加熱をしたり添加物を入れていることが多いからです。
健康やダイエットの為に!毎日生のトマトジュースをコップ一杯!続けていきましょうね。
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