タップリのオリーブオイルに魚介類が入ったアヒージョ。
凄く美味しそうだけど、食べ方が分からないから注文をためらってしまう・・・・。
実は同じように悩んでいる方、意外と多いんですよ。
今回は、アヒージョの食べ方やマナーをご紹介します。
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アヒージョの正しい食べ方とは
アヒージョとは、スペイン語で「にんにく風味」という意味です。
その名の通り、たっぷりのオリーブオイルにスライスしたにんにくとタカノツメ、それに少し多めの塩を入れ、お好みの魚介類やキノコ類を煮込んだ料理です。
ぐつぐつと音を立てて目の前に出されたアヒージョにはバゲットが添えられています。
美味しそうなアヒージョに思わず箸を突っ込んでしまいそうになりますが、果たしてそんな食べ方をしても大丈夫なんでしょうか?アヒージョの正しい食べ方やマナーなんてあるのでしょうか?
実は、一応、アヒージョの正しい食べ方というものがあります。
そもそもアヒージョは、にんにくの香りと魚介類のダシがタップリきいたオリーブオイルを楽しむ料理です。
ですから、アヒージョの食べ方には順番があります。
- 最初にバゲットの端っこをオリーブオイルに浸して、オリーブオイルに出たダシの味を楽しみます
- その後、鍋の中に残った具材をいただく
これがアヒージョの正しい食べ方です。
食べ方がマナー違反だとどうなる?
でも、ダイエット中の方などは、いくら体に良さそうなオリーブオイルでもそんなにたくさんの油を摂ることに対する抵抗感が強い方もおられるでしょう。
そんな方はアヒージョが楽しめないのでしょうか?
そんなことはありません。
一応、一般的なアヒージョの食べ方というものはありますが、それが絶対的な食べ方というわけではありません。
お店によっては、アヒージョの具材に何本か串を刺して出してくれるところもあります。
そういうお店ではアヒージョの具材を先にいただいてもマナー違反にはなりませんし、アヒージョの具材をバゲットに載せて、オープンサンドの様にしていただいても美味しくいただけます。
唯一アヒージョの食べ方としてマナー違反があるとすれば、自分の箸やフォークを直接鍋に入れることぐらいでしょうか。
ただ、それも、お互いの箸で同じ皿をつついても気にならない間柄なら問題ないでしょう。
つまり、アヒージョの食べ方にマナー違反などないと言っても過言ではないのです。
アヒージョのオイルが残った時の食べ方
さて、もし、アヒージョの具材をバゲットに載せて食べたら・・・。
アヒージョのオイルだけが残ってしまいますよね。
これを捨ててしまうのはもったいないです。
残ったオイルにはアヒージョの具材から出た魚介類のだし汁がタップリと入っています。
このオイルで即席のペペロンチーノにしていただきましょう。
作り方は簡単。
- パスタを茹でる
- フライパンにアヒージョの残りのオイルを入れ、茹であがったパスタと絡める
以上がアヒージョの残りを使ったペペロンチーノの作り方です。
これもアヒージョの美味しい食べ方の一つなので、オイルが残ってしまった時にはぜひやってみてくださいね。
ご自宅でも簡単にできるアヒージョ。みなさんの食卓のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?
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