カブトムシの幼虫を育てていたけど、気づいたら数が減ってた。
もしかしてカブトムシの幼虫って共食いするの?
共食いさせない育て方は?
今回はカブトムシの幼虫の共食いについてご紹介します。
sponsored link
カブトムシの幼虫は共食いする?
さて、カブトムシの幼虫は共食いするのでしょうか?
残念ながら、カブトムシの幼虫は共食いします。
でも、出会い頭に共食いするわけではありません。
共食いになってしまうのにはそれなりの原因があります。
カブトムシの幼虫が共食いする原因を知ってカブトムシの幼虫がこれ以上減らないようにしましょう。
カブトムシの幼虫が共食いする原因
カブトムシの幼虫が共食いするのは、二令虫までの間に、餌となる腐葉土が不足しているのが原因です。
二令虫とは、カブトムシの成長段階で、卵から孵化して1か月程度までを言います。
2回目の脱皮をして三令虫になると共食いはしません。
また、餌となる腐葉土が不足すると共食いをします。
カブトムシの幼虫は、孵化した後、かなりたくさんの腐葉土を食べ、糞を出します。
糞はコロコロした楕円形で、パッと見では、腐葉土と同じ色ですが、周りがこの糞ばかりになってしまうと、カブトムシの幼虫同士で共食いを始めてしまいます。
それでは、カブトムシの幼虫に共食いさせない為にはどうすれば良いのでしょうか?
共食いさせないように飼育する方法
もうこれ以上カブトムシの幼虫を共食いさせないためにはどのように飼育すれば良いのでしょうか?
カブトムシの幼虫に共食いさせない飼育方法は以下の2つです。
- 一匹ずつ隔離して飼育する
- 大きな飼育ケースで飼育する
それでは、それぞれの飼育方法を詳しく見ていきましょう。
一匹ずつ隔離して飼育する
カブトムシの幼虫を共食いによって減らさない確実な方法は、一匹ずつ隔離して飼育する「単独飼育」です。
ペットボトルやコーヒーの空き瓶などにカブトムシの幼虫を一匹ずつ入れて育てる方法です。
幼虫が腐葉土を食べるスピードに合わせて、最低でも1週間ごとに腐葉土を入れ替える必要があります。
単独飼育は手間がかかりますが、確実に共食いを防ぐことができるだけではなく、蛹になった時に、蛹の中の様子が観察できるなどのメリットもありますので、数匹程度でもぜひチャレンジしてみていただきたいと思います。
大きな飼育ケースで飼育する
一つの飼育ケースに複数のカブトムシの幼虫を入れて飼育する場合、幼虫同士の距離を十分に保ってやる必要があります。
Lサイズの飼育ケースなら、5~6匹程度が限界でしょう。
10匹を越す幼虫を飼育したいなら、衣装ケースなどを使って十分なスペースを確保するようにしましょう。
sponsored link