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新盆とは何?そんなに大事な行事なの?服装は?お供えの相場は?

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急に母から電話があって、来月は新盆だから家族で帰ってくるように言われた。

新盆とは何?

とも聞けず、とりあえず「わかった」と返事をしてしまった。

そんなあなたの為に、新盆とは何か、また、実家に帰る時に気を付けておくべきことなどをまとめました。

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新盆とは何?

まず、新盆とは何か、ということについて説明します。

新盆とは、亡くなった方の四十九日の忌明けを過ぎてから初めて迎えるお盆のことを言います。

四十九日が過ぎているというのがポイントで、例えば、故人が亡くなって数日しか経たないうちにお盆を迎えた場合は新盆とは言いません。この場合、新盆は翌年のお盆となります。

ちなみに、この新盆には様々な読み方があり、その地域によって「しんぼん」「にいぼん」「あらぼん」など様々です。また、新盆とは言わず、初盆(はつぼん)と呼ぶ地域もあります。

お盆は、先祖の霊が里帰りすると言われますが、新盆とは初めての里帰りに当たりますので、仏壇の前に特別な飾りつけなどをしてお迎えします。

また、新盆は、故人の初めての里帰りですので、親戚一同がより集い、お墓参りをしたり、お坊さんにも来てもらって法要をおこなったりします。

では、具体的に、あなたが新盆に家族を連れて帰るにあたって知っておくべきことを確認しましょう。

新盆とはどんな服装で帰るもの?

まずは、服装から。

先ほども書いた通り、新盆とは、親戚一同が集まって故人をお迎えすること。

だから、場違いな服装をしていると、親戚筋から後ろ指を指されることにもなりかねません。

新盆とは、法要もしますし、一般的には、喪服を着ることも多いようです。

でも、お盆なんて、一年で一番暑い時期。

どうせ内々の者しか集まらないんだから、もう少し気軽な格好で集まりましょう。

ということになるかもしれません。

そんな場合でも、短パンやTシャツはNGです。

下は革靴を履いてもおかしくないスラックス、上はワイシャツかせいぜい黒やグレーのポロシャツにしておきましょう。

もし迷ったら、実家に電話して、こんな服装で帰ろうと思うけどどう?などと聞いてみるのが良いでしょう。

次に、お供えです。

これは、物でお供えするか、お金でお供えするかによって違ってきます。

まず、故人と特に親しい間柄だった場合、盆提灯などの新盆の飾り付けに必要なものを準備して持っていくことが多いようです。

しかし、そうでなければ、お金でお供えすることになります。

故人との関係にもよりますが、新盆のお供えは、五千円から一万円程度が相場です。

のし袋の水引は結び切りのものを選び、色は黒白ではなく、双銀や藍銀、黄白の物を使います。

表書きは、「御仏前」「御佛前」「御供物料」などが一般的です。

新盆は、故人にとって、一度しかないイベントですから、心を込めてつとめるようにしましょうね。

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