水疱瘡にかかったら肌を清潔にしないといけないと言われますが、お風呂には入っても良いのでしょうか?
もしお風呂に入っても良いとすれば、何か注意するべきことなどはあるのでしょうか?
今回は、そんな水疱瘡とお風呂についての情報をまとめてお伝えします。
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水疱瘡になったらお風呂はNG?
インターネットの知恵袋などを読んでいると、水疱瘡になったらお風呂に入ったらダメ、というような記事を見かけますが、そんなことはありません。
水疱瘡になってもお風呂には入れます。
ただし、水疱瘡の人がお風呂に入るにはいくつかの注意事項がありますので、周囲の人に迷惑をかけないためにも、最後まで読んでくださいね。
水疱瘡の人のお風呂の入り方
水疱瘡は、非常に感染力の強い病気です。
水疱瘡の人がお風呂に入った後に感染していない人が入るとほぼ間違いなく感染すると言っても言い過ぎではありません。
ですから、水疱瘡の人は、家族全員がお風呂に入った後で入浴するようにしましょう。
もちろん、タオルやバスマットからも感染しますので、水疱瘡の人専用のタオルやバスマットを用意するようにしてください。もちろん、使用後のタオルなどの洗濯は別々に洗うようにしてください。
また、当然ですが、水疱瘡の人は公衆浴場に行ってはいけません。
水疱瘡の人は最後にお風呂に入る
次に、水疱瘡の人がお風呂に入る時の注意点です。
まず、水疱瘡は非常に痒みが出る病気です。しかし、痒いからといってかきむしると、かさぶたが剥がれて他の人に感染するリスクが高まりますし、第一、治りが遅くなってしまいます。
温度が高くなると水疱瘡の痒みが増しますので、湯船に浸からずにシャワーだけにするか、もしくは、湯船のお湯をぬるくして入るようにしましょう。
シャワーにするか、ぬるま湯に浸かるようにする
最後に、身体を洗う時の注意点です。
水疱瘡になった場合、かさぶたを取ってしまうと、治りが遅くなってしまいます。
普段、お風呂では垢すりタオルなどでゴシゴシと身体を洗っている人には物足りないように感じてしまうかもしれませんが、水疱瘡の痕がきれいになくなるまではゴシゴシタオルは使わず、きめ細かい泡で撫でるように体を洗うようにしましょう。
ゴシゴシと体を洗わない
さて、お風呂に入った後ですが、浴槽のお湯は抜いておき、できれば、お風呂用洗剤を使って夜の間に洗っておくようにしましょう。
そうすることで、水疱瘡のウィルスの繁殖を防ぎ、2次被害をなくすことができます。
水疱瘡にかかってしまうと色々と大変ではありますが、そうするしか2次感染を予防することはできませんので、必ず守るようにしてくださいね。
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