春になると土手や田んぼのあぜ道にツンツンと可愛い頭をのぞかせるつくし。
実は、これも美味しいおかずやおつまみになるって、ご存知でしたか?
今回は、つくしの美味しい食べ方や下ごしらえの方法、保存方法などをご紹介します。
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ぽかぽかと暖かくなってきた春先。
ふと、散歩にでかけると、つくしが野原や荒れ地、畑や土手にツンツンと生えているのを見かけます。
このつくしは、お子さんも大喜びの美味しいおかずになりますし、お父さんのお酒のおつまみにも最適ですので、ぜひ食べ方を知っておきましょう。
つくしの食べ方1|採集
まずは、つくしの食べ方その1として、つくし採集の時のつくしの選び方からご紹介していきます。
つくしを採る時は、伸びきって奉仕を出す前の、若くて10センチ前後のつくしを選んで採りましょう。
なるべく、頭の部分がまだ堅いものを選んで採りましょう。
ただし、つくしの全体量が少なかったり、つくしの旬がすぎていて、頭の部分がふわふわになっているものが多い場合は、それも食べられますので、採っていきます。
つくしの食べ方2|下ごしらえ
次に、つくしの食べ方その2として、つくし料理の下ごしらえの方法をご紹介していきます。
つくしを持って帰ったら、新聞紙などに広げて、はかまと呼ばれる部分を取り除いていきます。
このはかま取りの作業は、地道でかなり時間がかかりますので、家族みんなでワイワイとおしゃべりなどしながらやることをおすすめします。
つくしのはかま取りが終わったら、つくしをよく洗ってください。
大きなボールなどに水をはり、その中でつくしについている土などの汚れを取り除きます。特にはかまがついていた部分には土が残りやすいので気をつけましょう。
一度洗ったつくしは、再度大きなボールにきれいな水を張りなおし、じゃぶじゃぶと洗ってください。
以上で、つくしの下ごしらえ完了です。
つくしの食べ方3|料理法
では、いよいよつくしを料理していきます。
つくしの食べ方の代表的なものと言えば、「天ぷら」「卵とじ」ではないでしょうか?
つくしの天ぷらと卵とじの料理法を知っておけば、別の食べ方にも応用が効きますので、今回はこの2種類の食べ方をご紹介します。
つくしの天ぷらの料理法
後ほど紹介する「つくしの卵とじ」は、つくしの量が多くないと物足りません。もし、採ってきたつくしの量が少ない場合は、天ぷらにするのがおすすめの食べ方です。
- 小麦粉を水で溶いて衣をつくっておく
- 下ごしらえしたつくしに衣をまぶす
- 油で揚げる
- キッチンペーパーなどで油をきる
つくしの天ぷらの食べ方は、天つゆにつけるのも良いですし、塩をまぶして食べても美味しいですよ。
つくしの卵とじの料理法
たくさんつくしを採って来た時の一番のおススメのつくしの食べ方は「卵とじ」です。卵とじにする前の味付けはちょっと濃い目にした方が美味しいようです。
- 大きな鍋にお湯を沸かす
- 下ごしらえしたつくしを入れ、しんなりするまでゆでる
- 小鍋に油をしき、つくしを炒め、しょうゆ、みりんでお好みの味付けをする
- 溶き卵を流し入れ、火を止めて、ふたをして、卵とじにする
桜と共に春を感じさせてくれるつくし
食卓に並べれば、より季節を感じられますよね。
つくしには、天ぷらや卵とじの他にも、炒め物やつくしごはん、佃煮など、様々な食べ方がありますので、ぜひお散歩がてらに摘んできて、食べてみてくださいね。
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