網戸を開けていたら蚊が入ってきた
- 熱帯魚の水槽の中で蚊が数匹飛んでる
- 蚊取り線香とか殺虫剤は使いたくないんだけど、放っておいたら何日くらいでいなくなってくれるのかなぁ?
今回は、蚊の寿命についてお伝えします。
sponsored link
蚊の寿命は何日くらい?
まずは、蚊の寿命が何日かについてですが、これは、蚊の種類によって違ってきます。
私たちが普段遭遇する蚊は「アカイエカ」か「ヒトスジシマカ」のどちらかです。
アカイエカは、身体の色が茶褐色で、お腹と背中あたりに黄色い縞々模様がある蚊です。
ヒトスジシマカは、身体の色が黒色で、全身に白い線が入っています。雑木林などに多く生息し、一般的に「藪蚊」と呼ばれるのがこの蚊です。
これらの蚊の寿命は、季節など条件によって異なりますが、だいたい以下の通りです。
- 卵・・・2~3日
- ボウフラ・・・7~10日(この間に4回脱皮する)
- 蛹・・・3日
- 成虫・・・30~90日
ただし、晩秋に浮かしたアカイエカの雌は縁の下などで冬を越し、春になってから吸血し、産卵しますので、寿命が長くなります。
ちなみに、熱帯魚の水槽の中でいつの間にか発生している蚊は、アカムシユスリカと言って、熱帯魚のアカムシの成虫です。
見た目は蚊によく似ていますが、動物や人を刺したり、血を吸ったりすることはありません。
アカムシユスリカは、口がなく、成虫になってすぐに交尾して寿命を迎えるため、成虫の期間はせいぜい1~3日程度だと言われています。
もし熱帯魚の水槽の上に網などがかぶせてあって、外に出て来なくて気になっていても、数日で死んでしまいますので、そのままにしておいても構いません。
蚊は何回血を吸うの?
さて、1ヶ月も寿命があるということは、あなたの血を吸った蚊がまだ室内に隠れている可能性は十分にあるということです。
ところで、一匹の蚊は寿命を迎えるまでに何回血を吸うのでしょうか?
もし、寿命までに1回しか血を吸わないということであれば、それほど血眼になって探し出す必要はないでしょうが、何度も吸うということであれば、駆除しておかないといけませんよね?
まず、蚊の中で吸血するのはメスだけです。
蚊は普段は草の汁や花の蜜を吸って生きています。ところが、産卵を前に栄養補給の為に吸血をします。
では、メスの蚊は一匹あたり何度くらい吸血するかというと、だいたい2~3回程度だと言われています。
ですから、あなたの血を吸った蚊がまだ室内にいるのであれば、退治しておかないと安心して夜も眠れないということになるわけです。
蚊取り線香などを使って、ちゃんと退治するようにしましょう。
蚊取り線香の安全性については別記事にまとめていますので、そちらを参照してください。
-
蚊取り線香は人間やペットには害はある?安全な使い方は?
昔から蚊を退治するのに使われている蚊取線香。 天然成分を使っていて化学製品よりは身体に良さそうな気がしますが、実際の所はどうなんでしょうか? 今回は、蚊取り線香の効果の秘密と人間やペットへの害について ...
いかがだったでしょうか?
もし、家の中にいる蚊を仕留めたとしても、あなたの身の回りに蚊が繁殖する条件が整っていれば、蚊とのバトルはエンドレスです。
蚊は、ほんの少しの水たまりがあれば卵を産み、繁殖します。
ちょっとした水たまりなどでも繁殖します。
あまりに蚊が多くて気になるようであれば、一度家の周りで雨水などが溜まりやすいところがないかを確認してみると良いかもしれません。
今年は少しでも蚊の被害が少ないと良いですね。
sponsored link