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鼻血が止まってしばらくしてから鼻からレバーのような血の塊が出てきた!
これって、放っておいても大丈夫なの?
何か重大な病気があるとか?
今回は、鼻血の塊が出る原因と対処法をご紹介します。
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鼻血の塊の原因とは?
鼻血の塊が出た話って日常生活で耳にすることってあまりありませんけど、実は結構な人数の方が経験しているようです。
ヤフー知恵袋で検索してみたら、以下のような経験談がたくさん掲載されていました。
- 朝起きると鼻血の塊がとれる
- 鼻血が出て、その後、血の塊を誤って飲んでしまったけど大丈夫?
- 鼻血が止まってしばらくしてから鼻をかんだら糸状の血の塊が出てきた。
さて、この鼻血の塊って、放っておいても大丈夫なものなんでしょうか?
まず、レバー状の鼻血の塊ですが、これは、血餅と呼ばれるもので、鼻血が固まったものです。
血液には、空気に触れると凝固する成分が含まれていますから、血が固まること自体には何も問題はありません。鼻血の塊には何の問題もありません。
言うなれば、かさぶたか乾く前の状態だと言っても良いでしょう。
もちろん、間違って飲み込んでしまっても特に害はありません。
ただし、鼻血の塊というのは、様々なパターンがあり、一概に「大丈夫」とか「それは病気です」とは言えません。
後ほど、鼻血が頻繁に出る、もしくは、鼻血が止まらない場合に考え得る病気についてご紹介しますので、最後まで読んでくださいね。
鼻血が出た時の対処法
次に、鼻血が出た場合の対処法をご紹介します。
鼻血の塊が出てきたことにより、せっかくできかけていたかさぶたが剥がれてしまって、もう一度鼻血が出始めるかもしれません。
鼻血が出た時は、まずは止血するのが第一です。
鼻血が出たら、騒がず静かに座って顔を下に向けます。
よく鼻血が出てこないようにと顔を上に向ける人がいますが、止血にはなりませんので、注意しましょう。
あとは、指で鼻の両側をつまみ、圧迫することで止血します。
詰め物などで圧迫する場合は、鼻の粘膜をこれ以上傷つけないように、少し湿らせてから入れるようにしましょう。
鼻血の塊が出る病気がある?
「鼻血の塊が出る」という症状の病気があるわけではありません。
ただし、もし、「鼻血が頻繁に出る」または、「鼻血が何時間も止まらない」という症状が見られるのであれば、それは問題です。
以下のような病気が潜んでるかもしれません。
- ドライノーズ
乾燥で鼻の粘膜が弱くなってしまう病気。鼻の粘膜から出血しやすくなってしまうので、鼻血が出ることが多くなる。 - 委縮性鼻炎
鼻の粘膜が委縮し、薄くなることが原因による鼻炎。高齢者によく見られる病気です。鼻腔内に沢山の鼻血の塊ができ、ひどい悪臭を発することもあります。 - 鼻前庭炎
鼻前庭とは、鼻の穴の入り口あたりのことです。鼻をほじったりしすぎることで、細菌に感染し、炎症ができることで鼻血が出たり、鼻血の塊ができたりします。 - 高血圧
高血圧になると、頻繁に鼻血が出ることがあります。高血圧による鼻血は、一般的な粘膜が傷つくことによる鼻血ではなく、鼻腔の後ろの太い血管が傷ついて出るものです。鼻血がなかなか止まらばい場合は、高血圧による鼻血の可能性がありますから、すぐに病院に行くようにしましょう。 - 肝機能障害
ウイルス感染やアルコールの飲み過ぎなどで肝機能が低下すると、健康体であれば肝臓で作られる血液を固める成分が作られなくなることがあります。そうなると、血が出ても止まりにくくなりますから、当然、鼻血が出てもなかなか止まらないということになります。 - 白血病
白血病も肝機能障害と同様に、出血しやすく止血しにくい病気です。鼻血が出てなかなか止まらない場合、白血病が原因の場合もあります。
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