冬から春にかけてスーパーに並ぶ「にんにくの芽」。
実は、あの「にんにくの芽」にんにくから出てくる芽とは別物だって知っていましたか?
あの「にんにくの芽」とは何者で、どんな栄養があるのか、また、どう食べるのが美味しいのかといったことについてまとめてみました。
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にんにくの芽とは?どんな栄養がある?
実は私も勘違いしていたのですが、スーパーなどでよく見かける「にんにくの芽」は、にんにくを買ってからしばらく使わずにいると伸びてくるあのにんにくの芽とは別物なんだそうです。
じゃあ、にんにくの芽とは何かというと、
にんにくが花をつけるために伸ばす「花茎」という花のつぼみがついた若い茎のことを言います。
にんにくの花を咲かせるためにはかなりのエネルギーが必要になってしまうため、にんにくの球根の方に栄養が行くように、このにんにくの芽を摘み取ります。
この摘み取ったにんにくの花茎が私たちが食べている「にんにくの芽」ということになります。
一般的に、にんにくの芽には、にんにくと同様の栄養分が含まれていると言われていますが、それだけではなく、カルシウムやビタミンA、ビタミンCも豊富に含まれています。
また、栄養とは言えないかもしれませんが、にんにくの芽には、不溶性の食物繊維が多く含まれているため、腸内環境を整えたり、デトックスしたいという方にもおススメの食品です。
ちなみに、にんにくの芽に多く含まれる栄養分の一つ「ビタミンA」は、油との相性が良く、油を使った料理にして食べると、より栄養の吸収率が上がります。
ということで、最後に、、油を使ったにんにくの芽の美味しい食べ方を紹介したいと思います。
にんにくの芽の美味しい食べ方
にんにくの芽の一番美味しい食べ方は、何と言っても炒め物です。
特に、ビタミンB1を多く含む豚肉と一緒に炒めることで、疲労回復などの効果が期待できます。
ここでは、最もシンプルなにんにくの芽と豚肉の炒め物のレシピをご紹介します。
材料:
- 豚肉・・・200g
- にんにくの芽・・・2束
- 調味料・・・適量
作り方:
- にんにくの芽を2センチ程度の食べやすい大きさに切る
- フライパンに油をひき、にんにくの芽を炒める
- にんにくの芽が柔らかくなったら、一度皿にあげる
- フライパンに油をひき、豚肉を炒める
- 豚肉に火が通ったら、にんにくの芽を戻し、塩、胡椒、醤油などで味を調える
以上が、にんにくの芽のシンプル、かつ、美味しい食べ方です。
にんにくの芽は、にんにく程食べた後のニオイも気にならないのに、にんにく以上に疲労回復の効果も期待できる食材ですので、ぜひ積極的に普段の食生活に取り入れたいものです。
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