最近、あんまりらっきょうって食べなくなりましたよね。
でも、実は、らっきょうには豊富な栄養素が含まれているんです。
今回は、らっきょうにはどんな栄養が含まれているのか、また、ニンニクとの違いについてもお伝えします。
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らっきょうにはどんな栄養がある?
カレーの付け合わせといえば、福神漬けとらっきょう。
カレー以外のメニューの時には食べないという方も多いのではないでしょうか?
でも、実は、らっきょうには豊富な栄養が含まれていて、薬として食べられていた時代もあるほどです。
では、早速、らっきょうにはどんな栄養素が含まれているのかを順番に見ていきましょう。
疲労回復に|アリシン
らっきょうには、アリシンという栄養素が含まれています。
アリシンは、ビタミンB1の吸収をサポートするので、疲労回復や滋養強壮に効果があります。
また、アリシンには、血液をサラサラにし血行を促進する効果もあるので、冷え性の方や血液がドロドロな方にもオススメです。
さらに、アリシンには、強い殺菌作用もあるので、らっきょうを食べるだけで風邪の予防にもなります。
ダイエットに最適|フルクタン
らっきょうには、フルクタンという栄養素が含まれています。
フルクタンには脂肪が体内に蓄積されるのを防ぐ働きがあるので、ダイエットしている方にはぜひ食べていただきたいと思います。
また、らっきょうには食物繊維も豊富に含まれていて、腸内環境を改善する効果も高いことからも、らっきょうはダイエットに最適な食べ物であると言えます。
また、フルクタンは、血糖値が急上昇するのを抑える働きもあるため、糖尿病や生活習慣病の予防にもオススメです。
らっきょうとニンニクの違いは?
ところで、見た目や大きさが似ていて滋養強壮にも効果があるニンニクとらっきょうにはどのような違いがあるのでしょうか?
まず、ニンニクもらっきょうもネギの仲間で、鱗茎と呼ばれる球根のような部分を食べるところも似ています。
また、あの独特の匂いは、どちらもアリシンによるものです。
1片あたりのカロリーも11kcal前後とほぼ同じです。
らっきょうとニンニクの大きな違いは、食物繊維とビタミンB6の含有量です。
1片のニンニクに含まれる食物繊維が0.5グラムに対し、らっきょうには1.9グラムと約4倍です。
逆に、ビタミンB6の含有量はらっきょう0.01グラムに対し、ニンニクは0.14グラムと14倍も違います。
やはり、滋養強壮や疲労回復にはニンニクの方が適していると言えそうです。
ただし、1回の食事で取れるニンニクの量とらっきょうの量を比べると、らっきょうの方がはるかにたくさん食べられるので、一概にニンニクの方が優れているとは言えません。
食べた後の口臭のことを考え合わせると、やはりらっきょうの方に軍配があがるのかもしれません。
栄養豊富ならっきょう、ぜひ、毎日の食生活に取り入れて見てくださいね。
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