神社でお参りしておみくじ引いたら、私は「末吉」、彼は「平」。
これって、末吉の方が上なの?おみくじの順位ってどうなってるの?
そもそも、最初の和歌って有名な歌なの?
このおみくじは木に結んで帰るもの?
今回は、おみくじの順位など、おみくじの正しい見方をご紹介したいと思います。
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おみくじの順位はどうなってる?
まず、一番気になるおみくじの順位からご紹介しましょう。
おみくじの順位の基本は、
- 大吉
- 吉
- 中吉
- 小吉
- 凶
の順位です。
あれ?平は?あと、末吉もない。
そうなんです。
おみくじの順位の一番基本は先ほどご紹介した通りなのですが、現在ではさらに複雑化して、多くのおみくじは以下のような順位になっています。
- 大々吉
- 大吉
- 中吉
- 小吉
- 吉
- 半吉
- 末吉
- 末小吉
- 平
- 凶
- 小凶
- 半凶
- 末凶
- 大凶
- 大々凶
ただし、神社によっては、「吉」の順位は大吉と中吉の間で、「凶」の順位は末凶と大凶の間だとしているところもあります。
では、それぞれの順位の出る割合ってどのくらいなんでしょうか?
実は、おみくじのそれぞれの順位の割合は神社によってバラバラなんだそうです。
基本のおみくじの場合、
「大吉」「吉」「凶」の合計が80%で、それ以外はそれぞれの神社で決めてよい
という取り決めがあったそうですが、その80%の内訳も、基本的には「大吉」「吉」「凶」の順位で割合が減っていくということは決まっていたものの、その割合はそれぞれの神社任せでした。
ですから、今でも「3割が凶」という神社もあれば、「大凶は一万人に一人」という神社まで様々なのです。
だったらおみくじを引く意味ってなくなっちゃうんじゃない?
と思われるかもしれませんが、そうではないんです。
これから、おみくじの本当の読み方を解説していきますね。
おみくじの和歌の意味とは
そもそも、おみくじの起源は、巫女さんが神様の神託を和歌の形で参拝者に渡していたことなんだそうです。
そういえば、おみくじに和歌が書いてあるものがありますよね?
そう。あの和歌こそが、あなたに届けられた神様からのメッセージなのです。
おみくじの和歌は百人一首などの有名な和歌ではありません。おみくじの独特の歌です。
ですから、解説本などはありません。
今のあなたが、その和歌を読んで、どのように感じたのか。
それが、神様からあなたへのメッセージなのです。
おみくじを引いたら、まずは、その和歌の内容に思いをはせてみましょう。
そして、続いて書いてある内容を丁寧に読みます。
おみくじで大切なのは、その順位ではなく、内容にあるのです。
おみくじは結んで帰るもの?
さて、読み終わったおみくじはどうしたら良いのでしょうか?
必ず神社の木に結んで帰らないといけないと思ってはいませんか?
そうではありません。
そもそも、おみくじは、あなたへの教訓の為の神様からのメッセージです。
よっぽど悪い内容でなければ、財布の中などに忍ばせて持ち歩くようにしましょう。
そして、願満ちたあかつきに、お礼の気持ちと共に神社の木に結ぶようにしましょう。
これからは、順位だけではなくて、おみくじの内容を大切にしてくださいね。
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