千葉県名産の落花生、育て方はそんなに難しくありません。
経験がなくてもプランターでお手軽にできますので、この機会に挑戦してみましょう。
今回は、落花生の育て方をご紹介します。
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落花生の育て方
落花生ってどんな風に実がなるかご存知ですか?
豆だから枝豆みたいに枝になるって思っていませんか?
実は、落花生は、その名の通り、花が落ちて土の中に実がなるんです。
不思議ですよね。
そんな不思議な落花生ですが、プランターでも簡単に育てることができます。
土の準備の仕方から種まき、育て方というように順番に落花生の育て方を紹介します。
落花生の育て方:準備~種まき
落花生の育て方の重要なポイントは、土壌づくりから始まります。
落花生は、花が落ちて土の中に実がなりますから、実がなるためのスペースがなければ落花生はできません。
そこで、プランターで落花生を育てる場合は、十分な大きさがあるプランターを使うのが肝心です。
通常サイズのプランターではなく、深さが60センチ以上ある大きなプランターを準備してください。
落花生の育て方ポイント1
大きなプランターを使用する
次に、落花生を育てるための土を作りましょう。
と言っても、プランターで落花生を育てる場合は、あまり難しく考える必要はありません。
市販の培養土をそのまま使います。
プランターのフチの下5センチ程度の高さまで培養土を入れます。
落花生の育て方ポイント2
市販の培養土をプランターのフチ下5センチまで入れる
さて、いよいよ種まきです。
落花生は、スーパーなどに売っているものではなく、苗や種を扱っているお店で購入するようにしましょう。
落花生の種を植えるのは5月下旬から6月初旬です。
薄皮付きの落花生を3センチ程度の間隔をあけて1センチ位の深さで埋めていきます。
種を植えたところには2~3センチ程度土をかぶせ、軽く水やりをして、発芽を待ちます。
発芽するまでは水をやる必要はありません。
落花生の育て方ポイント3
発芽するまでは水やりはしない
落花生の育て方:発芽~収穫
種を植えてから1週間から10日程度で発芽します。
発芽してからは水やりをしますが、水が多すぎると根が腐ってしまうので、土が乾かない程度に水やりをしましょう。
本葉が3枚くらいになったら、間引きします。元気な苗を2~3本残して、他は全て間引きします。
ちなみに、苗を購入する場合は、ここまでの作業は必要ありません。どうしても種から育てたい、というのでなければ、苗を購入するのも良いかもしれません。
落花生の育て方のポイント4
元気な苗を残して間引きする
苗が成長し、30センチ程度に伸びてきたら株の周囲に寄せ土をします。
そうすることで、受粉した花が落ちた後、子房柄が土の中に潜りやすくなります。
7月頃には黄色い可愛らしい花が咲き、その後、花が落ちてどんどんと子房柄が土の中に潜っていきます。
花が咲いたら、1株に5グラム程度化成肥料を与えます。
落花生の育て方のポイント5
花が咲いたら化成肥料を与える
さて、その後、土の中でどんどんと落花生が大きく育っていきます。
10月頃、落花生の葉っぱが急に黄色くなりはじめます。
下葉が枯れて落ちかけた頃が落花生の収穫時期です。
少し掘り返してみて、さやに網目が入っていれば収穫です。
スコップなどで落花生の株の周囲を大きく掘り、株ごと引き抜くように収穫します。
収穫後、風通しの良い所で1週間ほど風乾したらお好みの食べ方で頂きましょう。
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