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インフルエンザの時の頭痛って、普段の頭痛より痛みの度合が激しいと言われています。
だからと言って、自己判断で市販の頭痛薬を飲むのはあまりおススメできません。
なぜなら、インフルエンザに罹った時にヘタに頭痛薬を飲むと、インフルエンザの病状が悪化し、インフルエンザ脳症になってしまう可能性があるからです。
でも、どうしても、病院には行けないし、頭痛も何とかしたい。
今回は、インフルエンザと頭痛薬について知っておくべきことをまとめました。
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インフルエンザで頭痛薬がダメな理由
辛いインフルエンザの頭痛。
思わず普段から飲みなれている頭痛薬を飲んでしまいそうになりますが、ちょっと待ってください。
もしかしたら、その頭痛薬を飲むとインフルエンザの症状が悪化してしまうかもしれません。
実は、インフルエンザの時にある成分が含まれた頭痛薬を飲んで、インフルエンザ脳症を発症する例が、日本国内だけで毎年100~300件もあると言われているのです。
インフルエンザ脳症にかかると、痙攣や意識障害、異常行動、内臓不全など、様々な症状があらわれ、発症した患者の死亡率が約3割だと言われています。
さらに、インフルエンザの時に飲んでしまうとライ症候群という病気になる可能性がある薬もあります。
インフルエンザかも、と思ったら、まずは、自己判断で市販薬を飲むのではなく、病院に行くようにしましょう。
インフルエンザでも飲める頭痛薬とは
怖い話ですが、知っておいていただきたいことがあります。
それは、近年では、高熱が出ないインフルエンザがあるということです。
また、別記事にまとめた通り、インフルエンザ迅速診断キットで診断した場合、陰性でもインフルエンザに感染している確率が6割ほどあるとも言われています。
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熱も高いし、だるい、これってもしかしてインフルエンザ? 病院に行った方が良いんだろうけど、インフルエンザの検査の値段っていくらくらいするものなの? 検査のタイミングを間違えると感染してても陰性になるっ ...
つまり、自分がインフルエンザに感染していると気が付かないうちに、危険な頭痛薬を飲んでしまう可能性も否定できないのです。
そんなことにならない為には、どうすれば良いでしょうか?
検査結果も信用できないわけですから、自衛するしかありません。
そうです。もしインフルエンザに感染していても、インフルエンザが悪化しないタイプの頭痛薬を普段から使うようにすれば良いのです。
インフルエンザが悪化しないタイプの市販の頭痛薬は以下の通りです。
- 小児用バファリン
- タイレノール
- ロキソニンS
- イブA
- バファリンルナi
普段から頭痛薬を使っている方は、以上の頭痛薬を使うようにしましょう。
逆に、インフルエンザの時に飲んではいけない頭痛薬をご紹介しておきます。
- ポンタール(処方箋が必要)
- ボルタレン(処方箋が必要)
これらは、いずれも、市販では購入できない頭痛薬です。
つまり、病院で処方してもらった頭痛薬が残っているからもったいないから飲もう、という発想は危険だということです。
また、インフルエンザに感染した時に飲むとライ症候群という重病になってしまう可能性がある頭痛薬もご紹介しておきます。
- PL配合顆粒(病院処方)
- アスピリン
- エテンザミド
これらは、市販の薬によく使われていますから、注意が必要です。
また、PL配合顆粒は風邪薬の中でもメジャーな薬なので、風邪だと間違って飲んでしまわないように気をつけましょう。
その頭痛が早く良くなりますように。
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