春のお野菜は色々とありますが、その中でも、花が咲くまでの短期間しか楽しめない菜の花。
時期を逃さずに毎年一度は食べたいものですよね。
今回は、菜の花の茹で時間や美味しく食べるための調理法などをご紹介します。
sponsored link
菜の花の茹で時間
スーパーで菜の花を買って食べてみたけど、何だかお店で食べたのと違って美味しくない。
なんで?
その原因は、菜の花の茹で時間かもしれません。
菜の花は、蕾が付いている先端部分、茎の中間あたり、茎の太い部分で茹で時間を変える必要があります。
しかも、菜の花の茎の太い部分はアスパラガスくらいの太さがありますが、アスパラガスと同じくらいの茹で時間だと、柔らかくなりすぎて美味しくありません。
菜の花を美味しく食べるための茹で時間をご紹介します。
菜の花の茹で方
- お鍋にたっぷりのお湯を沸かし、お好みの量の塩を入れます。目安は小さじ2杯くらいです。
- 菜の花を先端部分、中間部分、根元部分と3つに切り分けておき、太い根元の部分から順に茹でていきます。
- 菜の花の茹で時間
根元部分の茹で時間:90秒
中間部分の茹で時間:45秒
先端部分の茹で時間:30秒 - 茹で上がった菜の花を素早くざるに上げ、冷水に落として冷まします。その際、茹で汁は少し取っておきましょう。
- 冷めたらぎゅっと絞って出来上がりです。
あとは、お好みの調理方法で召し上がってください。
菜の花の茹で時間(レンジ編)
菜の花は電子レンジを使って茹でることもできます。
電子レンジを使って茹でる場合もお鍋で茹でるのと同様に切り分けておきます。
電子レンジを使った場合も、茹で時間はお鍋を使った時とほぼ同じです。
根元部分を耐熱皿に入れ、ラップをして500Wで45秒、その後、中間部分を入れて15秒、最後に先端部分を加えて30秒加熱します。
電子レンジを使って菜の花を茹でた場合、色合いはお鍋で茹でた時と比べて悪くなります。
せっかくなので、少し手間暇をかけてお鍋を使って茹でることをお勧めします。
茹でた菜の花の美味しい食べ方
さて、茹で上がった菜の花、そのまま出汁醤油をかけてもおいしくいただけますが、せっかくなのでもう一手間加えていろんな食べ方も楽しんじゃいましょう。
茹でた菜の花を使ったおひたしのレシピをご紹介します。
茹でた菜の花のおひたし
通常、おひたしにはだし汁を使いますが、菜の花は、茹で汁にほんのり昆布だしのような味わいがあるので、茹で汁をだし汁がわりに使います。
- 菜の花の茹で汁に醤油とみりんを入れて味を整え、その中に菜の花を浸します。
- 15分ほどつけて味が馴染めば菜の花のおひたしの出来上がりです。
- 盛り付ける際には浸した汁も一緒に盛り付けて菜の花のだしの旨みも味わいましょう。
おひたしのつけ汁に練りからしを混ぜるとからし和えになります。菜の花はからしとの相性が良いので、辛いのが苦手でなければからし和えにするのがおすすめです。
目に鮮やかにうつる菜の花を食卓に上げて、春を感じてみてはいかがでしょうか?
sponsored link