卵の賞味期限が近くなっちゃったからたくさんゆで卵にしちゃったけど、どのくらいの保存期間なら大丈夫なんだろう?
実は、ゆで卵はあまり保存期間は長くありません。でも、保存方法に気をつければ、少しは長く保存できます。
そこで、今回は、ゆで卵の保存期間と長期保存の方法をご紹介します。
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ゆで卵の保存期間はどのくらい?
残念ながら、ゆで卵の保存期間はそれほど長くはありません。
生卵のままであれば冷蔵すれば2ヶ月程度は日持ちしますが、ゆで卵の場合は長くても1週間程度です。
しかも、美味しく食べられる期間「賞味期限」ともなると、1〜2日程度です。
ゆで卵の賞味期限については別記事にまとめてありますので、そちらも参考にしてください。
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先ほど、ゆで卵の保存期間は1週間程度とご紹介しました。
でも、条件が悪くなれば1週間も保存することはできませんし、条件が整えばもう少し長く保存することもできます。
それでは、ゆで卵の保存期間を少しでも長くする方法を見ていきましょう。
ゆで卵の基本的な保存期間と方法
まず、ゆで卵の保存期間を長くする方法をご紹介する前に、基本的なゆで卵の保存期方法についてお話しします。
ゆで卵を1週間程度保存するにもある程度の条件が揃っている必要があります。
その条件とは、
- 冷蔵庫で保存する
- 殻をむかずに保存する
ゆで卵は、殻をむいてしまうと、保存期間が急激に短くなります。これは、卵の殻に、卵を菌から守る仕組みが備わっているからです。
ですから、茹でる時に殻が割れてしまったゆで卵は保存期間が短いので、なるべく早く食べる必要があります。
殻をむいてしまったゆで卵は、殻をむいてから12時間以内に食べるようにしましょう。
また、ゆで卵は常温保存はできないと覚えておきましょう。
ゆで卵の常温での保存期間は1日です。
ゆで卵の保存期間を伸ばす方法
それでは、大量にゆで卵を作ってしまった場合は保存期間を伸ばすことはできないのでしょうか?
これから1食で2個も3個もゆで卵を食べなければならないのでしょうか?
安心してください。ゆで卵にしてしまった後からでも保存期間を伸ばす方法はあります。
ゆで卵を冷凍して保存期間を伸ばす
一般的に、ゆで卵は冷凍できないと思われがちですが、実は、できます。
でも、ゆで卵をそのまま冷凍してしまうと、白身の部分がスカスカになって美味しくありません。
でも、このゆで卵をタマゴサンドの具に使われるような「フィリング」にして冷凍しておけば、解凍した後でも美味しく食べられます。
フィリングの作り方は、簡単。
ゆで卵の殻をむき、フォークなどで潰した後、塩、胡椒、マヨネーズなどで味を整えるだけです。
解凍の際にマヨネーズが分離してしまうこともあるので、少なめにしておいて、食べる時に足すようにしましょう。
マヨネーズが苦手な方は、マヨネーズの代わりにレモン汁とオリーブオイルを適量混ぜる用にしてください。
これを1回分ずつサランラップで包んで、冷凍保存します。食べる時に自然解凍すれば、そのまま美味しくいただけます。
フィリングを冷凍保存した場合、1ヶ月程度の保存期間なら問題なく食べられます。
煮卵にして保存期間を伸ばす
ゆで卵をつけ汁につけて煮卵にすると保存期間が5日程度にまで長くなります。
煮卵の作り方は簡単。
殻をむいたゆで卵を綺麗なビニール袋に入れます
市販のめんつゆをビニール袋に入れ、中の空気を抜いてビニール袋の口を縛り、そのまま冷蔵庫で一晩寝かせて出来上がりです。
ゆで卵ではおつまみにはなりませんが、煮卵ならお父さんのお酒のおつまみにも大活躍しますので、ぜひチャレンジしてみてください。
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