おつまみの足しになればと枝豆の種をプランターに蒔いてはみたけれど・・・。
- なかなか発芽しない
- 発芽した後はどうしたら良いの?
- 肥料はいつやるの?
いろんな疑問が出てきますよね。
今回は、そんなプランターを使った枝豆の育て方と注意点をご紹介します。
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プランターを使った枝豆の育て方
プランターを使った枝豆の育て方はそれほど難しくはありません。
ポイントを押さえた育て方でプランターでも美味しい枝豆が収穫できますから、ぜひチャレンジしてみてください。
それでは、枝豆の種まきの方法から見ていきましょう。
プランターに枝豆の種をまく
枝豆の種をまく時期は4月下旬から6月頃です。枝豆の発芽にはある程度以上の気温(20度以上)が必要で、種をまいた後に気温があまりに下がりすぎると、低温障害によって発芽しないことがありますので、注意しましょう。
プランターへの枝豆の種の蒔き方
- 枝豆は種まき後約75日で収穫できる早生種なので、プランターにはそれほど深さは必要ありません。一般的なプランターで十分です。
- プランターに培養土を入れ、水をタップリと含ませ、数時間後に枝豆の種をまきます。
- 種は、一か所に4粒ずつまき、12~13センチ程度の間隔をあけます。種が完全に隠れる2センチ程度の深さに埋めるようにします。
- 種をまいてすぐには水をやらず、翌日以降に水やりをします。
種まき後にすぐに水をやらないのは、枝豆の種は皮が薄いため、急激に水分を吸収すると、種が膨張し、割れてしまって発芽できなくなってしまうことがあるからです。
枝豆の育て方で注意するポイントの一つが「水やり」です。
枝豆には、毎日の水やりは必要ありません。水をやりすぎると根腐れしてしまう可能性があるからです。土の表面が乾いてきたらタップリ水をやるようにしましょう。
順調にいけば、種まき後1週間程度で発芽するはずです。
枝豆の発芽後の育て方
枝豆の種が発芽した後のプランターでの育て方のポイントは、間引きと追肥です。
育て方のポイント1|間引き
枝豆の種が発芽して最初に双葉が出て、次に本葉が出始めます。この本葉が出た時点で、一か所毎に元気そうな2株ずつ残して間引きします。
一般的な植物の育て方では、間引きする時は1株ずつ残すのが基本ですが、枝豆の育て方の場合は2株ずつ残します。
2株ずつ残すことで、根粒菌が繁殖しやすく枝豆がかえって元気に育つこと、そして、2株をお互いに軽く紐で結んでおくことで、お互いに支柱の役割を果たし、倒れにくくなるメリットもあるからです。
育て方のポイント2|追肥
枝豆には、根に根粒菌という菌が付き、これが、枝豆から養分をもらう代わりに、枝豆に窒素を供給し、共生しているので、基本的にはあまり追肥は必要ありません。
むしろ、過剰に窒素分を与えてしまうと、窒素過多となり、かえって収穫が減ってしまいます。
枝豆をプランターで育てる場合は、葉の色を見ながら、栄養が不足してそうであれば液肥をやるようにしましょう。
育て方のポイント3|その他
枝豆の育て方のポイントの最後に、虫と鳥の害についてお伝えします。
豆は鳥の大好物。種をまいて発芽するまで外に置いておくと、かなりの高確率で鳥が種を食べてしまいます。
また、栽培後半で実の中に虫が入りやすいので注意が必要です。
この虫と鳥の被害にあわない為に、枝豆の種まきをした後は、必ずネットを隙間なく張るようにしましょう。
最後に、枝豆の収穫について。
枝豆がぷっくりと膨らんできたら収穫の時期です。
収穫後はどんどんと味が落ちていきますので、すぐに塩ゆでにしていただきましょう。
一度に食べきれない場合は冷凍保存もおすすめです。
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美味しい枝豆ができることをお祈りしています。
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