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最近では学校給食のメニューにも出てくるチリコンカン。
ひき肉やトマト、豆類が豊富に含まれていて、いかにも栄養がありそうなメニューですが、このチリコンカンとは一体どこの国の料理で、どういう意味があるのでしょうか?
今回は、「チリコンカンとは」というテーマで書いてみたいと思います。
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チリコンカンとは?
チリコンカンとは、テキサス州発祥のメキシコ風アメリカ料理です。
唐辛子や肉、トマトや豆を使って作られたスパイシーなスープで、アメリカでは単に「チリ」とも呼ばれています。
19世紀半ばにメキシコから独立し、アメリカ合衆国に併合されたテキサス州にて発祥したレシピだと言われていて、テキサス州では、チリコンカンを「州の料理(official dish of the U.S. stete of Texas)」にも指定しています。
ただし、テキサスの庶民が考案した料理らしく、チリコンカンのレシピの正確な起源は分かっていません。
1930年代の世界恐慌や第二次世界大戦の影響で、全米で牛肉が手に入りにくくなった際、ひき肉に豆やトマトを加えてボリューム感を出したチリコンカンがもてはやされ、全米に広がったと言われています。
現在では、テキサス風チリコンカンとは別に、オハイオ州の名物チリコンカン、ベジタリアンチリコンカン、さらには、豆が入っていないチリコンカンをホットドックやフライドポテトにかけた「チリドッグ」や「チリチーズフライ」など、様々なバリエーションのチリコンカンがあります。
チリコンカンの意味は?
さて、このようにアメリカの国民食の一つとも言える「チリコンカン」。どういった意味があるのでしょうか?
実は、チリコンカンとは、もともと「チリコンカルネ」がなまって「チリコンカン」と呼ばれるようになったものです。
チリコンカンとは、スペイン語で
- チリ・・・唐辛子
- コン・・・と(英語のアンド)
- カルネ・・・牛肉
という意味で、牛肉入り唐辛子を意味します。
チリコンカンの簡単レシピ
さて、このチリコンカンとは、自宅でも簡単に作れるものなのでしょうか?
大丈夫です。チリコンカンは、日本でも簡単に手に入る材料だけで十分に美味しく作ることができます。
チリコンカンの簡単なレシピを最後にご紹介しますので、ぜひご家庭でも作ってみてください。
一度作ってしまえば、後はカレーライスのように自己流アレンジでもっともっと美味しいチリコンカンが作れるようになるはずです。
チリコンカンの材料
- 豆(水煮缶を使うと簡単)
- 牛ひき肉
- 玉ねぎ
- トマト(ホールトマト缶を使うと楽です)
- にんにく 1片
- オリーブオイル
- 塩・胡椒
- チリパウダー
チリコンカンの作り方
- みじん切りにしたにんにくをオリーブオイルで炒める
- 牛ひき肉、玉ねぎを加えて炒め、塩・胡椒で味を調える
- 豆、チリパウダーを加え、軽く炒める
- ホールトマトと水を加えて煮る
- 豆がお好みの固さになったら、塩胡椒などで味を調える
以上がチリコンカンの簡単レシピです。ご飯にのせても美味しくいただけます。育ち盛りのお子さんにもおすすめですよ。
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