コカ・コーラ社から発売されている「太陽のマテ茶」がきっかけで日本でも「マテ茶」が一般的に飲まれるようになりましたね。
実は、マテ茶は、南米を中心に世界中で飲まれていて、紅茶や中国茶を含む「茶」、コーヒーに並んで世界三大飲料に数えられる飲み物なんだそうですよ。
マテ茶は、「飲むサラダ」とも呼ばれているそうで、健康には良さそうだけど、実際のところはどうなのでしょうか?
マテ茶のカフェイン含有量はどのくらいなのか、また、副作用はないのか、妊婦さんは飲んでも大丈夫なのか、といったことについて調べてみました。
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マテ茶のカフェイン含有量は?
まず、マテ茶にカフェインは含まれています。
では、マテ茶のカフェイン含有量はどのくらいなのでしょうか?
ここでは、日本で一般的に知られている、コカ・コーラ社の「太陽のマテ茶」のカフェイン含有量、そして、イェルバマテとも呼ばれる、本来のマテ茶のカフェイン含有量に分けてお伝えしたいと思います。
太陽のマテ茶のカフェイン含有量
まず、コカ・コーラ社から販売されている「太陽のマテ茶」のカフェイン含有量から見ていきましょう。
日本コカ・コーラ株式会社の公式サイトによると、「太陽のマテ茶」に含まれるカフェイン含有量は、日本食品標準成分表2010(文部科学省)に示されたウーロン茶に含まれるカフェイン含有量に比べ、約半分程度とのことです。
日本食品標準成分表2010(文部科学省)に示されたウーロン茶に含まれるカフェイン含有量は、100ml中に約20㎎とのことなので、「太陽のマテ茶」に含まれるカフェイン含有量は100ml中10㎎だと推測できます。
別の記事で、妊婦さんが1日にとっても良いとされるカフェイン含有量について考察していますが、それに照らし合わせると、コカ・コーラ社の太陽のマテ茶のカフェイン含有量から見て、妊婦さんが1日に飲んでも良い「太陽のマテ茶」の量は600~1200ml程度と考えられます。
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つまり、「太陽のマテ茶」なら、1日に500mlのペットボトル1本程度なら飲んでも問題がないと考えられます。
ただし、一度に一気に飲むのではなく、一日かけてゆっくりと飲み切るのが良いでしょう。
マテ茶は、「飲むサラダ」と呼ばれるほど、ミネラル分が豊富に含まれていますので、お医者さんの中には妊婦さんにマテ茶を飲むことを推奨する人もいるくらいです。問題ない程度に食生活の中に取り入れてみると良いかもしれません。
さて、ここまでは、コカ・コーラ社の「太陽のマテ茶」に含まれるカフェイン含有量を見てきました。ところが、「太陽のマテ茶」の原材料名を見ると、「マテ茶、ビタミンC、チャ抽出物」となっていて、純粋な「マテ茶」ではありません。
つまり、本来のマテ茶のカフェイン含有量と「太陽のマテ茶」のカフェイン含有量は同じではないということです。そこで、次に、本来の「マテ茶」のカフェイン含有量を見ていきましょう。
本来のマテ茶のカフェイン含有量
さて、本来のマテ茶のカフェイン含有量を調べてみたところ、驚くべきことが分かりました。
なんと、本来のマテ茶に含まれるカフェイン含有量は、コーヒーやエナジードリンクなどに含まれるカフェイン含有量とほぼ同じでした。
つまり、カフェイン含有量から考えると、妊婦さんが飲んでも良いマテ茶の量は、1日あたりコーヒーカップ1杯程度ということです。
ただし、カフェイン含有量以外の観点から見ると、ミネラル分も豊富に含まれていて、健康的な飲料ではありますので、1日1杯程度のマテ茶を水で薄めて、1日かけてゆっくりと飲むのであれば、妊婦さんにもおすすめできる飲み物であると言えます。
太陽のマテ茶と本来のマテ茶のカフェイン含有量が違うことから、それぞれのカフェイン含有量をお伝えしました。
いずれにしても、マテ茶にはカフェインが含まれていますので、妊婦さんやお子さんが飲むには注意が必要だという結論になりました。
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