独立して仕事を始めたいけど、自宅の住所や電話番号は使いたくないし、かといって、オフィスを別に借りるのも大げさすぎる。
そんな時に、活用したいのが、郵便局の私書箱サービス。
私書箱って個人でも使えるの?料金はいくらくらい?
今回は、そんな「私書箱とは?」という疑問にお答えしたいと思います。
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私書箱とはそもそも何?
私書箱とは、郵便局の中に設置されている郵便物受け取り専用の郵便箱のことです。
私書箱があれば、郵便物は、自動的にその郵便箱に入れられ、自宅に届けられることはありません。
郵便物の送り先も、住所ではなく、郵便局名と私書箱番号で良いので、不必要に住所を教える必要もありません。
また、私書箱なら、休日でも普通郵便を受け取ることができるというメリットもあります。
しかも、私書箱の利用料は無料!
独立して仕事を始める方にとって、こんな便利なサービスはないですよね?
それでは、この私書箱とは、どのようにすれば利用しはじめることができるのでしょうか?
実は、私書箱は誰でも使えるわけではありません。私書箱を使用できる条件があるのです。
私書箱を使用する条件とは?
私書箱とは、無料にも関わらず、ものすごく便利なサービスですが、使用するには以下のような条件があります。
- 6か月以上利用しなければならない。
- ほぼ毎日郵便物が届く人で、基本的に毎日郵便物を受け取りに行く必要がある。
- 希望する郵便局の私書箱に空きがなければならない。
そうなんです。
私書箱とは、便利なサービスなのにも関わらず、利用料は無料なので、なかなか空きが出ないのです。
希望する郵便局の私書箱に空きさえあれば、利用請求書を提出すれば、すぐに利用を開始できるのですが、なかなか空きが出ないのが現状なのです。
有料でも良いから私書箱と同じようなサービスを受けることはできないのでしょうか?
実は、あるんです。そのサービスは一般的に私設私書箱と呼ばれています。
その私設私書箱を使えば、私書箱とは違った更に便利なサービスも受けられるのです。
私設私書箱とは?
どうしても私書箱を利用したいけど、郵便局の私書箱を使用する条件に当てはまらない、または、なかなか空きが出ないという場合は、私設私書箱を利用するという方法があります。
私設私書箱とは、郵便局に設置された私書箱ではなく、民間の業者による郵便物や荷物の受け取り代行サービスです。
私設私書箱を使うメリットは沢山あります。
まず、毎日郵便物を取りに行く必要がなく、希望すれば、まとめて自宅に郵送してもらうことも可能です。
また、郵便物受け取りだけではなく、電話を受けてもらって携帯電話などに転送してもらったり、貸会議室として利用することも可能です。
自宅とは別にオフィスを構えると、賃貸料や電話代、さらには、電話番の人件費など、莫大な費用がかかってしまいますが、私設私書箱サービスを上手に利用すれば、同じようなサービスが、月々数千円の出費で受けられてしまうのです。
独立することをお考えの方にとって、私設私書箱とは一番メリットの多いサービスの一つなのかもしれませんね。
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