- 収入印紙を購入したけど使う予定がなくなった
- 掃除していたら古い収入印紙がたくさん出てきた
- 収入印紙を課税文書に間違って多く貼ってしまった
そんな時、収入印紙を購入した郵便局に持って行っても払い戻しってしてもらえないんです。
じゃあ、現金化するのは絶対に無理かというと、そうでもないんです。
今回は、収入印紙の払い戻しの方法と、現金化する方法をご紹介します。
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未使用の収入印紙の払い戻しの方法
まず、未使用の収入印紙の場合、厳密には「払い戻し」はできません。
郵便局に持って行っても、現金にはしてくれません。
郵便局に未使用の収入印紙を持って行った場合、別の金額の収入印紙との交換ができます。その際、1枚当たり5円の交換手数料が必要となります。
では、未使用の収入印紙を現金化する方法はないのでしょうか?
手っ取り早く、未使用の収入印紙を現金化する方法は以下の2つです。
- 金券ショップで換金する
一番手っ取り早く未使用の収入印紙を現金化したい場合は、お近くの金券ショップに持っていきましょう。額面の9割前後の金額で買い取ってくれるはずです。
いくらで買い取ってくれるかは、その金券ショップの需要にもよりますが、数百円台のよく使われる金額の収入印紙は、比較的高額で買い取ってくれるところが多いようです。 - 自営業の人に買い取ってもらう
もし、少しでも額面に近い額の現金にしたいというのであれば、必要とする人に直接買い取ってもらうのが一番良いでしょう。
特に、仕事柄、収入印紙を使用する頻度が高い業種の自営業の人がまわりにいる場合は、買い取ってもらえる可能性が高くなります。
間違ってしまった収入印紙の払い戻し
次に、未使用の収入印紙ではなく、すでに何らかの書類に収入印紙を貼り付けてしまっている場合の払い戻しの方法です。
この場合、収入印紙の払い戻しの方法は、以下の2種類となります。
納税の為の文書に貼った場合
納税義務のある文書を作成し、印紙税を納める為に収入印紙を貼ったが、その際、間違って多すぎる金額の収入印紙を貼ってしまった場合です。
この場合、税務署で、「印紙税過誤納確認申請書」という書類に記入して申請すれば、多く納めた分が返金されます。
ただし、現金ではなく、銀行口座への振り込みとなります。
また、実際に返金されるまでには数日間かかりますので、注意が必要です。
詳しくは、税務署の窓口に相談してみてください。
課税文書以外に貼った場合
白紙や封筒など、課税文書以外の書類に収入印紙を貼り付けてしまった場合は、返金や現金化はできません。
1枚につき5円の手数料を支払って、新しい収入印紙と交換してもらうことができます。
この場合も、貼ってしまった収入印紙をはがしたりせず、税務署の窓口へ持ち込みましょう。
まとめ
つまり、収入印紙を現金化するには、未使用の収入印紙を金券ショップか知り合いに買い取ってもらうしか方法がないということです。
そんなことにならないよう、収入印紙は、必要な時に必要なだけ購入するようにしましょうね。
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