洗わずにすぐ炊ける・・・はずの「無洗米」。
洗わずに炊いてみたけど、堅いし、正直美味しくない・・・。
それは、無洗米の炊き方が間違っているからかも!
今回は、無洗米の美味しい炊き方や注意するポイントをご紹介します。
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無洗米の美味しい炊き方
こんな経験はありませんか?
無洗米。読んで字のごとく洗わずに炊ける米・・・のはずなのに。
炊飯ジャーに入れて水を入れたらちょっと白く濁る。
これって、本当に洗わなくていいの?
でも、「無洗米」だし。
と思って、普通に炊いて食べてみたら・・・。
ちょっと堅いんですけど。
やっぱり洗わないといけなかったの?無洗米の美味しい炊き方は?
そうですね。実は、無洗米は、普通のお米と同じ炊き方では美味しく食べられません。無洗米を美味しく食べるための炊き方のポイントがいくつかあるのです。
それでは、早速、無洗米の炊き方のポイントを一つずつ見ていきましょう。
無洗米の炊き方1|洗わない?
無洗米の最大の特徴は、洗わずにそのまま炊けること・・・のはずなのに、炊飯ジャーに無洗米を入れて、水を入れたら水が白く濁った。
これって、米ぬかじゃないの?本当に洗わなくても大丈夫?
大丈夫です。
無洗米に水を注いだ時、水が少し白く濁ることがありますが、これは、お米に含まれるでんぷん質や水を注いだことによって出てきた気泡によるもので、米ぬかではありません。
ただし、気になる場合は、水で軽く洗っても構いません。
また、保存状態によっては埃などが混入している場合もありますので、その場合も炊飯前に少し洗うと良いでしょう。
無洗米を洗う場合、通常のお米のように研ぐ必要はありません。水の中に入れて、軽くかき回すだけでOKです。
無洗米の炊き方2|水の量
実は、無洗米専用の計量カップというものが販売されています。
無洗米専用の計量カップは、炊飯器に付属している通常のお米用の計量カップよりも容積が小さくなっています。
無洗米には、通常のお米についている米ぬかがついていない為、通常の計量カップで計ってしまうと、分量が多くなってしまうからです。
無洗米を普通のお米と同じ炊き方をするとご飯が堅くなってしまうのは、これが原因です。
ですから、無洗米を炊く時は、水の分量に注意が必要です。
以下のどちらかの方法で水の分量に注意した無洗米の炊き方をすれば、ふっくらと美味しいご飯に炊きあがるはずです。
- 無洗米専用の計量カップを使う
- 通常の計量カップでお米を計った場合は、米1カップあたり大さじ1~2杯程度水を増やす
ちなみに、通常のお米の炊き方と同じように、無洗米でも炊く前に吸水させた方が美味しく炊きあがります。夏場なら30分、冬場なら1時間を目安に浸水してから炊くようにしましょう。
また、お米と水を入れた後、棒などで軽くかき混ぜることでお米全体に吸水させることができ、より美味しく炊きあがりますので、ぜひ実践してください。
無洗米の炊き方3|その他
あとは、普通のお米と同じ炊き方で炊くだけです。
炊飯後に10分程度蒸らした後、ご飯を切るようにしゃもじでほぐし、余分な水分を飛ばします。
炊きあがったご飯は、なるべく早くいただきましょう。
炊飯ジャーで保温するとだんだんと美味しくなくなっていきます。一度に食べきれない分はサランラップなどでふんわりと包み、冷凍保存しましょう。
最後に無洗米の保存の方法です。
無洗米は、時間と共に劣化する米ぬかが付着していない分、通常のお米よりは時間による劣化は少ないと言われています。
それでも、やっぱり、新米の美味しさにはかないません。
無洗米は冷暗所に保存し、なるべく早く食べきるようにしましょう。
美味しくて便利な無洗米。毎日の生活を快適に便利にしてくれるアイテムの一つです。上手に利用しましょうね。
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