かまくらと聞くと東北などの豪雪地帯でしかできないものと思われがちですが、ある程度の雪さえ降れば簡単にできるようです。
年に数回程度しか雪が降らない岐阜市内でもかまくらって作れるものなのでしょうか?
かまくらの簡単な作り方を調べて実際に作ってみました。
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雪国の伝統行事の一つとして有名な「かまくら」
本場の東北地方では、大人が5~6人ほども入れるほどの大きさのかまくらを作り、中には水神様をお祀りするそうですが、さすがに、積雪の少ない地域ではそこまでの大きさのものは望めませんよね。
でも、週末などのタイミングに雪が降れば、子供が2人くらい入れるくらいのかまくらなら簡単に作れるかも。
そんな単純な発想で、2017年1月、子供たちとかまくらを作ることにしました。
まずは、簡単なかまくらの作り方を調べます。
インターネットで調べてみたところ、簡単なかまくらの作り方には次の2種類あることがわかりました。
- 雪をかき集めて、固め、一晩置いた後に穴を掘る作り方
- 雪のブロックを作り、積み上げていく作り方
どちらのかまくらの作り方も理屈は簡単ですよね。それぞれのかまくらの作り方を簡単に説明します。
1つ目のかまくらの作り方は、
- 雪を1か所に集めて、時々水をかけながら踏み固める
- ある程度の高さまで積み上げたら、しっかりと周りをショベルなどで叩き固め、一晩放置する
- 20センチ程度の小枝を10本ぐらい用意し、全体に直角に刺す
- 入り口から掘り進め、枝が出てきたら、それ以上は掘り進めず、違うところを掘る
- 壁の厚さが均一になったら、全体的に表面を滑らかにするなどして体裁を整える
2つ目のかまくらの作り方は、
- 箱型のケースなどに雪をつめては取り出し、大量の雪のブロックを作る
- 出来上がったブロックを積み上げていく。その際、1段目はらせん状になるように調整する
- どんどんと積み上げ、ある程度の高さまで出来上がったら、少しずつ内側にかたむけて積み上げる
- 入り口を開け、内側からも作業できるようにする
- 頂点部分を仕上げる
1つ目の方が、技術的に、より簡単そうなかまくらの作り方なので、今回はそちらの方法でやってみることにしました。
簡単なかまくらの作り方で作ってみた
それでは、実際に、「簡単なかまくらの作り方」でかまくらを作っていきましょう!!
まずは、雪を集めます。
庭の雪だけでは足りなかったので、周囲の道路や近隣の家からももらってきました。
このくらいの高さにまで積み上げました。
一晩置きました。
表面はカチカチです。
20センチぐらいの割りばしが沢山あったので、適当に刺していきます。
入り口を決めて掘り進めます。
1時間半くらいかかって、子供がしゃがんで入れるくらいのかまくらが完成しました。
2日がかりでのかまくら作りでしたが、なかなかいい運動になりました。
子ども達も良い達成感を感じてくれたと思います。
雪がたくさん降った時にはかまくら作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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