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仕事で忙しく、気がついたらコーヒーやエナジードリンクを飲みすぎてた。
何となく頭痛や吐き気もするし、これってもしかしてカフェイン中毒の症状?
治すにはどうしたら良いの?
今回は、そんなカフェイン中毒の症状や治し方をご紹介します。
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カフェイン中毒の症状とは?
カフェイン中毒とは、カフェインを摂りすぎることによって起きる中毒症状です。
注意:重度の急性カフェイン中毒で、幻覚、幻聴、精神錯乱などの症状がある場合は、すぐに病院を受診してください。
カフェイン中毒は、大きく分けて、急性のものと慢性のものとがあります。
ここでは、急性カフェイン中毒と慢性カフェイン中毒のそれぞれにどのような症状が起きるのかをご紹介しましょう。
急性カフェイン中毒の症状とは
一度にカフェインをたくさん摂取しすぎると、急性のカフェイン中毒になります。
急性のカフェイン中毒の症状は、一般的に、「お酒を飲んで酔っ払ったような感じになり、心臓が激しくドキドキとして、気持ち悪くなる」と言われています。
しかし、急性カフェイン中毒による症状はこれだけではなく、他にも様々な症状あることが分かっています。
軽度の急性カフェイン中毒の場合、以下のような症状が起きます。
- イライラする
- 他の人が気にならないようなことが気になる
- 興奮して、落ち着かなくなる
- 眠れなくなる
- 顔が赤くなる
- むかむかして吐き気がする
- 頻繁に小便が出る
- 心臓が激しくドキドキしたり、脈が速くなる
- 緊張したり不安になったりする
重度の急性カフェイン中毒になると、以上のような症状がさらに激しくなるだけではなく、精神錯乱、妄想、幻覚、幻聴が起きたり、パニック状態になるなどの症状が起きます。
急性カフェイン中毒は、しばらくすると徐々に症状が治まりますが、重度の急性カフェイン中毒の場合は、死に至るケースもあります。
重症の場合は、胃の洗浄、酸素吸入、薬の投与が行われます。
症状があまりにも酷い場合には病院に行くようにしましょう。
カフェインの致死量に関する詳しい情報は、別記事にまとめていますので、そちらも参考にしてください。
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慢性カフェイン中毒の症状とは
慢性的にカフェインを摂りすぎると、ニコチンやアルコールなどと同じように依存してしまうこともあります。
カフェイン依存になってしまうと、カフェインが切れたとたんに集中力がなくなったり、頭痛、吐き気などの症状が起き、カフェインを摂るとその症状が治まります。
慢性のカフェイン中毒の場合、1~2週間カフェインを絶つことで治すことが可能ですが、最初の1週間はかなり辛く、強い意志が必要だと言われています。
デカフェやカフェインレスなどの飲み物を上手に利用しながら慢性のカフェイン中毒を治していきましょう。
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カフェイン中毒の症状には体質も関係ある?
カフェイン中毒の症状が出るか出ないかは、年齢や体重、カフェイン分解酵素の量、肝臓の機能の違いによって一人ひとり違います。
体重が50キロ程度の方なら、3時間でコーヒーを10杯も飲めば、ほぼ確実に、急性カフェイン中毒の症状が出るそうです。
3時間でコーヒー10杯も飲むということはあまり考えられませんが、エナジードリンクやカフェインの錠剤とコーヒーを短時間の間に飲んでしまうということはあり得る事ですので、注意が必要です。
慢性のカフェイン中毒の場合、毎日3~4杯コーヒーを飲む方や、毎日のようにエナジードリンクやカフェインの錠剤を摂っている方は要注意です。
一度、カフェインを摂るのを2~3日我慢してみましょう。頭痛などの症状が出るようであれば、おそらく慢性のカフェイン中毒になっています。頑張って2週間程度カフェインを我慢して、今のうちにカフェイン中毒を治しておくことをおすすめします。
カフェイン中毒による致死量は、5~10グラム程度と言われています。日本でも数件カフェインによる中毒死と思われる死亡事故が起きていますので、注意しましょう。
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