糖質制限中、無性に甘いものが食べたくなる時って、ありますよね。
そんな時、我慢できないなら、せめて砂糖よりはちみつで糖質を摂りましょう。
はちみつって・・・あんなに甘いのに糖質制限中に食べても大丈夫なの?
今回は、糖質制限中のはちみつとの付き合い方をご紹介したいと思います。
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はちみつの糖質はどのくらい?
はちみつに含まれる糖質は、はちみつの種類にもよりますが、100グラムあたり80グラム前後だと言われています。
これは、小麦粉に含まれる糖質とほぼ同量です。
ちなみに、100グラムあたりの糖質が、グラニュー糖は100グラム、砂糖もほぼ100グラム、黒砂糖が約90グラムであることを考えると、はちみつの糖質は比較的低いとも言えます。
ところが、「はちみつ大さじ一杯あたりの糖質」となると少し話が変わってきます。
はちみつ大さじ一杯の重さは約22グラム、グラニュー糖大さじ一杯の重さは約13グラムなので、大さじ一杯あたりに含まれる糖質は、はちみつが約17グラムなのに対して、グラニュー糖は13グラムとなるのです。
それでは、「糖質制限中は砂糖の代わりにはちみつを使うと良い」というのは嘘なのでしょうか?
ところが、話はそんなに単純ではないのです。
糖質制限する理由によって違ってくる?
あなたがどのような理由で糖質制限をしているかによって、はちみつを選ぶべきか、砂糖を選ぶべきか、もしくは、なるべくどちらも摂らない方が良いのかが違ってきます。
はちみつの中でもアカシヤやレンゲのはちみつは、砂糖と比べてGI値が低く、血糖値が上がりにくいからです。
しかも、はちみつは、ブドウ糖と比べて血糖値が元に戻りやすい性質もあります。
あなたが、もし、ダイエット、低血糖の予防、糖尿病の予防といった理由で糖質制限をしているのであれば、ぜひ、甘味調味料を砂糖からはちみつにかえるべきです。
はちみつには、砂糖よりもミネラル分なども豊富に含まれている為、健康的にダイエットしやすい効果もあります。
ここで注意しなければならないのは、すでに糖尿病になっている人の場合、砂糖からはちみつにかえたとしてもあまり意味はありません。
そもそも糖質を口にした後の高血糖状態を避けることは難しいからです。
すでに糖尿病になっている人の場合は、純粋に糖質のみに着目し、なるべく糖質を摂らないようにつとめるしかないのです。
はちみつを砂糖の代わりに使う場合
さて、はちみつを料理に使う場合、レシピに「砂糖大さじ1」と書いてある場合、はちみつはどのくらいの量を入れるのが良いのでしょうか?
先ほどもご紹介した通り、大さじ一杯あたりのはちみつの重さは砂糖の2倍弱あります。
また、はちみつの甘味は砂糖と比べて1.3倍あると言われています。
ですから、はちみつを砂糖の代わりに使用する場合は、3分の1程度の量でちょうど良いと言われています。
となると、料理に甘みを加える場合、砂糖の3分の1の量のはちみつを使った方が断然糖質が少なくなりますから、すでに糖尿病の人の場合も、砂糖を食べるくらいなら、はちみつを食べた方が良いということになります。
いかがだったでしょうか?
糖質制限を考えている方は、砂糖よりもはちみつを食べた方が良いという結論になりました。
あまりストイックに糖質制限を続けることも難しいでしょうから、はちみつを上手に使って、ストレスをなるべく溜めずに糖質制限を続けていけると良いですね。
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