にんにくと同じくらいの栄養があるのに、にんにくほど臭わない「にんにくの芽」。
「炒め物ぐらいしか食べ方が思いつかない」となかなか買い物かごに入らない食材なのではないでしょうか?
そこで、今回は、にんにくの芽の炒め物以外の美味しい食べ方や、筋が硬い場合の下処理の方法などをご紹介したいと思います。
sponsored link
にんにくの芽の食べ方|下処理
にんにくの芽の食べ方は、いろいろとありますが、美味しく食べるためには下処理が欠かせません。
まずは、美味しいにんにくの芽の選び方と、下処理の方法から見ていきましょう。
にんにくの芽を購入する時は、以下の基準に合った、なるべく新鮮なものを選びましょう。
- 国産のにんにくの芽は、蕾がついたまま売っていることがあります。蕾の先端まで青々としていて、柔らかそうなものを選びましょう。
- にんにくの芽の茎の部分は、綺麗な緑色で、やはり、柔らかく、弾力のあるものを選びます。
次に、にんにくの芽の下処理の方法です。
- まず、にんにくの芽の根元から2センチほどを切り落とします。この部分は、硬いので、料理には使用しません。
- 残りの部分は、食べやすい大きさに切っていきます。この時、茎になるべく斜めに包丁を入れるようにすると、硬いにんにくの芽も食べやすくなります。
これで、基本的なにんにくの芽の下処理は完了です。
もし、にんにくの芽の周りが硬そうであれば、切る前に高温の油にさっと通して、冷水で冷やすと、表面の薄皮が取れ、筋っぽさがなくなり、食べやすくなりますので、試してみてください。
にんにくの芽の食べ方|炒め物以外
にんにくの芽を炒め物以外の食べ方は、大きく分けて2種類あります。
- 油で揚げる
- 茹でて味付けする
にんにくの芽を揚げる食べ方
まず、1つ目のにんにくの芽を油で揚げる食べ方の代表的なものは、天ぷらです。
特に、にんにくの芽の蕾がついている場合は、天ぷらにすると、とても美味しく食べられます。
茎の部分は、薄く斜め切りにし、かき揚げに混ぜても美味しいです。
にんにくの芽を茹でる食べ方
さっと下茹でし、味付けをする食べ方は、にんにくの芽のシャキシャキとした食感を楽しみたい方におすすめです。
冷めても美味しい食べ方ですので、作り置きをしておくと、ちょっとしたおつまみなどにも最適です。
ここでは、2つほど、食べ方をご紹介します。
にんにくの芽とカニカマのサラダ
- にんにくの芽を食べやすいおおきさに切り、熱湯で1分ほど茹でる
- カニカマをほぐしたものを混ぜ、マヨネーズと塩コショウで味を整える
にんにくの芽のナムル
- にんにくの芽を1分ほど茹でる
- ごま油、塩、すりおろしにんにくとあえる
- 最後に細かく刻んだ海苔を散らす
にんにくの芽の冷凍保存のやり方
最後に、にんにくの芽の冷凍保存の方法をご紹介します。
- にんにくの芽を食べやすい大きさに切る
- 熱湯で40秒ほど茹でる
- 氷水で一気に冷やす
- 水気を切ったものをバットに広げて凍らせる
- 凍った後で、ジップロックなどの容器に入れて保存する
冷凍したにんにくの芽を使う時は、凍ったまま炒めても問題ありませんが、フライパンが一気に冷えてしまい、炒め物が全体的にべちゃべちゃになってしまいますので、常温に戻してから使った方が、美味しく仕上がります。
にんにくの芽は、2月頃から初夏にかけてが旬ですが、最近は中国産が多く出回るようになり、年中手に入ります。
安くて体に良い食べ物ですので、炒め物だけではなく、様々な食べ方で、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。
sponsored link