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ガスパチョとは?サルモレホとはどう違うの?

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ガスパチョとは何ですか?と不意に尋ねられました。

ガスパチョとは?と聞かれ、急に若い頃に旅行したスペインの空を思い出しました。

グラナダのアルハンブラ宮殿が見える公園で飲んだガスパチョ・・・・美味しかったなぁ。

今回は、太陽がさんさんと降り注ぐスペインを思い出すスープ、ガスパチョとはどんな食べ物なのかをご紹介したいと思います。

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ガスパチョとは?

ガスパチョとは、スペインやポルトガルでよく飲まれているトマトベースの冷製スープです。

ガスパチョの発祥は、奇しくも私が人生で初めてガスパチョを飲んだ、グラナダがあるアンダルシア地方なんだそうです。

ガスパチョを飲むと、トマトベースの爽やかな酸味が口いっぱいに広がって食欲が出ますし、野菜タップリで夏バテ解消にもなるので、夏の暑さが厳しいスペインのアンダルシア地方が発祥というのはうなずける話です。

元々は、ラテン語で「カスパ(断片という意味)」と呼ばれていたとおり、トマト、にんにく、塩、オリーブオイル、酢などをすりこぎですりつぶして作られていたそうです。

今では、フードプロセッサーで簡単に作れるので、夏の暑い日にトマト缶やトマトジュースを使って作ると簡単ですよ。

ガスパチョの作り方

ガスパチョとは火を通さずに作れる冷製スープなので、フードプロセッサーで気軽に作ることができます。

ガスパチョの材料

  • トマト(トマト缶やトマトジュースで代用可)
  • きゅうり1本
  • 玉ねぎ1/2個
  • にんにく1~5片(お好みで)
  • パプリカ1個
  • バゲットパン一片(白い所だけ)
  • 水50㏄
  • オリーブオイル大匙1
  • ワインビネガー大匙1(穀物酢で代用可)
  • 塩少々

ガスパチョの作り方

  1. 材料の野菜の皮をむいてざく切りにする
  2. フードプロセッサーに調味料以外の材料を入れて細かく刻む
  3. 調味料を入れて20秒ほど回す
  4. 味見をして塩やビネガーで味を調える
  5. 冷蔵庫で1晩寝かす

以上がガスパチョの作り方です。作ってすぐに飲むこともできますが、一晩寝かせた方が味がこなれて美味しくなります。

ガスパチョに似たスープサルモレホとは?

スペインでよく飲まれている冷製スープで、ガスパチョによく似たサルモレホというスープがあります。

これは、ガスパチョよりもさらにトマト感の強いスープです。

ガスパチョとは違い、キュウリや玉ねぎ、パプリカなどのトマト以外の野菜は入れません。

トマトとにんにく、パン、そして、ガスパチョと同じ調味料を入れて作ります。

トマトを大量に入れて作るので、酢を使わないレシピもあります。

本場の人からすれば「ガスパチョとは違う!」となるのでしょうが、私たちからするとあまり違いは分かりませんね。

ガスパチョを作るだけの材料がなければ、サルモレホに挑戦してみても良いかもしれません。

ガスパチョやサルモレホでこの夏も元気に乗り切りましょう!!

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