大安っておめでたい日だから葬式ってしちゃいけないんでしょうか?
でも、他にも葬式しちゃいけない日があったような・・・・。
仏滅だっけ?
今回は、大安に葬式をしても良いかどうか等、六曜と葬式の関係についてご紹介します。
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大安に葬式はしちゃいけない?
冠婚葬祭って、良いお日柄とかいろいろ面倒くさいですよね。
でも、後々親戚筋から陰口叩かれるのも嫌だから、そういう所謂「常識」って知っておいて損はありません。
で、葬式についてです。
大安っておめでたいイメージがあるから葬式ってやっちゃいけないような気がしませんか?
ブッブー!
大丈夫です。大安は葬式やっても大丈夫です。
では、葬式やっちゃいけないと言われている日はいつかというと「友引」です。
「友を引く」と書くことから、その日に葬式をすると、参列者の誰かが近いうちに不幸に見舞われたりするって信じられているからです。
でも、実は、それって迷信。
友引と葬式については、別記事にまとめているので、そちらも是非読んでみてくださいね。
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友引の意味とは?葬儀や通夜はしない方が良いって本当?
友引に通夜や葬儀をすると縁起が悪いって話聞いたことありませんか? 実際に、日本人の6割くらいが友引は葬儀をすると縁起が悪いという意味だと思っているそうです。 でも、友引には他の意味はないのでしょうか? ...
そもそも大安の意味とは?
ところで、そもそも大安とはどういう意味なんでしょうか?
大安は「たいあん」と読みます。
大安吉日(たいあんきちじつ)とも言われ、六曜の中で一番めでたい日だと言われています。
何をするにも「吉」とされる日です。
ただ、人によっては「忌事は避けるべき」という人もいます。
忌事とは、葬式や通夜などを指します・・・・。
でも、よく考えてみてください。そんなこと言ってたら、何もできなくなっちゃいます。
大丈夫です。葬式をしちゃいけない日なんてそもそもないんですから。
葬式をしちゃいけない日はない?
先ほど紹介した記事にも書いているとおり、大安だろうが、友引だろうが、葬式をしちゃいけないなんていうことは、江戸時代まではなかった話なんです。
だって、
- 大安はめでたいから葬式はしちゃいけない
- 仏滅は良くない日だから葬式はしちゃいけない
- 先負は午後しか葬式できない
- 先勝は午前なら葬式できる
- 友引に葬式なんてとんでもない
- 赤口?ダメダメ葬式なんて・・・
って言ってたら、6日間のうち葬式できるのって実質1日しかなくなっちゃいます。
この六曜は、江戸時代のばくち打ちが信じていたゲン担ぎなんだから、まっとうな毎日を送っている私たちが気にする必要なんてないんです。
仏教でも、この六曜の考え方はないそうですよ。
だから、葬式しちゃいけない日なんてないんです。
これを、日ごろから親戚の人たちにも理解しておいてもらえば、いざという時にも悩まなくてすみますよ(笑)。
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