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やけどの治療にはワセリンとラップが最適?交換頻度はどのくらい?

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ワセリンとラップを使えば、自宅でも簡単にやけどの治療ができるってご存知でしたか?

今回は、ワセリンとラップを使ったやけどの治し方をご紹介します。

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ワセリンでやけどが治るの?

従来、やけどの治療の方法には、消毒とガーゼが使われました。

しかし、20世紀末になって、消毒することでせっかく再生しようとしている細胞まで殺してしまったり、ガーゼで染み出た体液を吸い取ることで、やけどした部分の皮膚の再生が遅れていることが分かってきました。

そこで、登場したのが湿潤療法です。

湿潤療法とは、やけどした個所をよく水で洗い、消毒をせず、乾かさないことで人間の体が本来持っている治癒能力を最大限に生かしたやけどの治療法です。

この治療法をすれば、以下のようなメリットがあります。

  • 早く治る
  • 痛くない
  • 傷あとが残りにくい

良いことづくめですね!!

しかも、この湿潤療法は、家庭でも簡単に実践できます。それが、ワセリンとラップを使ったやけどの治療方法です。

つまり、ワセリンでやけどが治るのではなく、ワセリンとラップで保湿することによって、身体が本来持っている治癒能力を最大限に引き出すというわけです。

それでは、具体的にどのようにしてやけどしたところにワセリンを塗っていくのかを見てみましょう。

ワセリンで簡単に湿潤療法

自宅で湿潤療法をするやり方は以下の通りです。

  1. 傷口をしっかり洗う。この時、絶対に消毒はしない。
  2. 傷口全体にワセリン(できれば白色ワセリン)を塗る
  3. ラップを傷口全体を覆う大きさにして、傷口に被せる
  4. ラップがずれてしまわないようにテープなどで固定する

以上が、自宅でワセリンとラップを使って行う湿潤療法のやり方です。

あとは、冬場なら1日1回、夏場は1日に2~3回程度、ワセリンを洗い流して、新しいワセリンを塗り、新しいラップと交換するだけです。

もしラップの端から体液が染み出してくるようであれば、ラップよりも一回り大きなガーゼで全体を覆ってあげると良いでしょう。

やけどの具合にもよりますが、従来の消毒とガーゼの治療と比べると、もの凄い速さで皮膚が再生していくのが実感できるはずです。

自宅での治療に向かないやけど

さて、やけどの自宅での治療方法をご紹介しましたが、やけどの具合によっては、自宅での治療が危険な場合があります。

以下のような症状の場合や、常識的に考えて病院で診てもらった方が良さそうなやけどの場合は病院で治療してもらうようにしましょう。

  • 大量の出血をしている
  • 異物がやけどした個所に入り込んでいる
  • 広範囲のやけど

もちろん、病院によっては湿潤療法をしているところもありますので、湿潤療法での治療を希望する場合は、あらかじめ湿潤療法を行っているかどうかを確かめてから受診するようにしましょう。

早く良くなると良いですね。

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