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ほうじ茶って麦茶と同じような色をしていますが、カフェインは入っているのでしょうか?
麦茶ならノンカフェインで赤ちゃんにも飲ませられるけど、ほうじ茶はどうなんでしょう?
今回は、ほうじ茶のカフェインの含有量と、赤ちゃんに飲ませる場合の注意点などをご紹介したいと思います。
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ほうじ茶のカフェイン含有量は?
赤ちゃんに飲ませても大丈夫な麦茶はノンカフェインですが、似たような色のほうじ茶はどうなんでしょうか?
ほうじ茶に含まれるカフェイン含有量は、100mlあたり20ミリグラム程度と言われています。
これは、一般的に良く飲まれている緑茶(煎茶)に含まれるカフェイン含有量とほぼ同じです。
麦茶とほうじ茶では、見た目は似ていますが、カフェイン含有量とは関係がなかったんですね。
つまり、赤ちゃんがおなかにいる妊婦さんも、ほうじ茶を飲む量には注意が必要だということです。
ちなみに、妊婦さんが1日に摂っても問題ないと言われているカフェイン量は、80~120ミリグラム程度です。
これをほうじ茶の量にすると、だいたい400~600ミリリットル程度となります。
500ミリリットルのペットボトル1本分くらいなら問題ないということになります。
ほうじ茶を赤ちゃんはいつから飲める?
では、生れてからの赤ちゃんの場合、ほうじ茶はいつから、どのくらい飲んでも平気なのでしょうか?
一般的に、麦茶の場合、生後6か月程度から飲ませても良いと言われます。
これは、生後6か月までは、母乳やミルクで十分に水分が補給できるからで、実際には、生後1ヶ月後にもなれば、薄めた麦茶を飲んでも問題がないと考えられています。
しかし、生後1ヶ月から6か月の赤ちゃんが麦茶を飲んで、その分ミルクや母乳を飲まなくなると、栄養不足になってしまいます。
どうしても必要な場合以外は、生後6か月までの赤ちゃんには母乳やミルクで水分補給をさせてあげるようにしましょう。
さて、問題は、ほうじ茶の場合です。
ほうじ茶にはカフェインが緑茶と同じくらい含まれている為、生後6か月の赤ちゃんには飲ませられません。
赤ちゃんはカフェインを分解する能力が低い為、下痢をしたり、熱を出してしまったりすることもありますし、そこまでの症状がでなくても、夜、寝つきが悪くなったりすることもあります。
また、カフェインには、赤ちゃんの成長に必要なミネラル分を体外に排出してしまう作用があるので、赤ちゃんだけではなく、成長過程のお子さんは摂取を控えた方が良いでしょう。
これは極端な例ですが、海外では、エナジードリンクなどによるカフェインの過剰摂取によって死亡した例もあります。
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子どもにカフェインは良くないからと、コーヒーを飲ませないようにしていますが、緑茶やほうじ茶に含まれるカフェインの量は、コーヒーの1/4。
つまり、緑茶やほうじ茶を4杯飲ませたら、コーヒーを1杯飲ませたのと同じことになるわけです。
こう考えると、ほうじ茶を赤ちゃんに飲ませるメリットってなさそうですよね。
赤ちゃんが1歳以上になれば、薄めたほうじ茶なら飲ませても大丈夫だと言われますが、あまりおススメはできません。
赤ちゃんにはほうじ茶ではなく、カフェインの入っていない麦茶などをあげるようにしましょうね。
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