台所の隅に眠っていた生姜。気が付くと小さな芽が出ていることってありますよね?
これってプランターに植えたら育てることができるんでしょうか?
そこで、今回は、プランターを使った生姜の育て方をご紹介しようと思います。
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プランターを使った生姜の育て方
それでは、プランターを使った生姜の育て方を順番に見ていきましょう。
今回ご紹介する生姜の育て方のポイントは以下の通りです。
- プランターに土を入れる
- 生姜の植え付けをする
- 追肥と収穫
それでは、この生姜の育て方のポイントを解説します。
生姜の育て方1:プランターの準備
生姜の育て方で、まず大切なのは、土です。
生姜は肥料食いで有名で、しかも、根が種生姜よりも下へと伸びる傾向にあるので、植え付けの前にしっかりと肥料を入れておかないと、追肥では十分に養分が行きわたらない可能性が高いからです。
ただし、プランターを使った生姜の育て方では、土についてはそれほど神経質になる必要はありません。市販の培養土を使えばすぐに植え付けが可能です。
まず、標準サイズのプランターの6~7分目くらいまで培養土を入れて、植え付けの準備をしましょう。
生姜の育て方2:生姜の植え付け
いよいよ生姜を植え付けます。
種生姜は、スーパーなどで購入したものではなく、ホームセンターや園芸のお店で販売しているものを使いましょう。
食用の生姜は種生姜より安く手に入りますが、発芽抑制されていることがあったりして芽が出なかったり、正しい生姜の育て方でもうまく育てられないことがあるからです。
生姜を植え付ける時期は、遅霜の心配がなくなった5月上旬ころから可能です。
生姜の株の数は、標準サイズのプランターなら2~3株程度です。
5センチ程度掘ったところに植え付けます。
その後、たっぷりと水をやりましょう。
芽が出るまでは朝と夕方に1回ずつ、毎日2回水やりをします。
生姜の育て方3:追肥と収穫
芽が出た後は、株の根本に山のように土寄せをします。
プランターの場合は、周りの土を茎の周りに寄せるのではなく、新たに培養土を茎の周りに盛る「増し土」をします。
また、月に1度程度の頻度で追肥も行います。
化成肥料を5グラム程度土に混ぜ、増し土の中に含めるようにします。
また、乾燥防止のため、プランターの土の表面全体に敷き藁をしましょう。
さて、初夏になったら生姜の収穫ができます。筆生姜、葉生姜、根生姜でそれぞれ収穫時期が違います。
- 筆生姜・・・6~7月
- 葉生姜・・・7~8月
- 根生姜・・・10~11月
筆生姜と葉生姜は生でそのまま味噌をつけていただくと美味しいおつまみになります。
種生姜もすりおろし用として使えますので、勿体なくないように使い切りましょう。
生姜の育て方で大切なポイントは、発芽までと、追肥です。
プランターならお手軽に始められますので、次の春から挑戦してみてはいかがでしょうか?
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