ダイエットに効果が高いことなどから、人気が高いウーロン茶。
食事の時に飲むと口の中がさっぱりするから、食が進みますよね。
ところで、このウーロン茶、カフェインは入っているのでしょうか?入っているなら含有量はどのくらい?妊婦は飲んでも大丈夫?
普段はあまり気にしていないだけに、気になりだすと、どうしようもないですよね。
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今回は、コーヒーや緑茶など、他の飲み物とも比較したウーロン茶のカフェイン含有量や、妊婦さんがウーロン茶を飲んでも大丈夫なのかどうか、などについてまとめました。
ウーロン茶のカフェイン含有量はどのくらい?
ウーロン茶のカフェイン含有量は、100mlあたり、20mgです。
これは、緑茶やほうじ茶のカフェイン含有量とほぼ同じくらいです。
ただし、同じ緑茶でも、高級緑茶として有名な玉露には、100mlあたり120mgものカフェインが入っています。
ちなみに、ドリップコーヒーの100mlあたりのカフェイン含有量が90mgで、インスタントコーヒーのカフェイン含有量はその半分の45mgだそうです。
それでは、妊婦さんは1日あたり、どのくらいならウーロン茶を飲んでも大丈夫なのでしょうか?
一般的に、日本のお医者さんは、妊婦さんは1日にコーヒー1~2杯程度なら飲んでも良いと指導します。
同じコーヒーでもインスタントコーヒーとドリップコーヒーでカフェイン含有量が2倍も違うので、どちらを基準にするのかにもよりますが、ここではよりカフェイン含有量が少ないインスタントコーヒーを基準に考えてみましょう。
インスタントコーヒー一杯が150mlとすると、妊婦が一日に摂取しても良いカフェインの量は、68~135mgとなります。
これをウーロン茶に換算すると、妊婦が一日に飲んでも良いウーロン茶の量は、300~600ml程度と考えられます。
妊婦がカフェインを摂りすぎるとどうなる?
ところで、なぜ妊婦さんはカフェインを控えるべきだと言われるのでしょうか?カフェインを摂りすぎるとどのような悪影響があるのでしょう?
調べてみたところ、妊婦さんがカフェインを摂りすぎると以下のような悪影響があることが分かりました。
- 死産の確立が高まる
妊婦がカフェインを摂るリスクの一番に挙げられるのが、死産が確立が高まるということです。
ある保険会社の調べによると、1日に200mgのカフェインを摂取する妊婦と、全くカフェインを摂らない妊婦とを比べたところ、死産のリスクが2倍になることが分かりました。 - 胎児の成長を阻害する
妊娠中は、代謝のスピードが緩やかになり、カフェインの分解のスピードも遅くなります。そのため、妊婦さんと胎児の血液中のカフェインの含有量は同じになります。
カフェインが胎児の成長を阻害する原因はまだ未解明なのだそうですが、以下のような理由が考えられるそうです。
胎児は、肝機能が未発達なため、カフェインを分解することができず、そのまま体内にカフェインが留まることになってしまいます。
カフェインには、血管を収縮させる働きがあるため、胎児に十分な酸素や栄養分が届かず、発達障害になるなど、成長への悪影響が起こる。
カフェインは摂らないようにしようと思っても、様々な飲食物に入っているものなので、摂取量をゼロにすることはなかなか難しいのだそうです。
そんな事実を知ってしまったら、
ウーロン茶のカフェイン含有量はこのくらいだから、何杯飲める・・・
というよりも、なるべくカフェイン含有量がゼロに近いものを飲もうと思いますよね。
同じような妊婦さんがたくさんいるようで、ちゃんとお茶やコーヒー好きの妊婦さんでも安心して飲める飲み物が販売されています。
カフェイン含有量がゼロで、妊婦さんにうれしい成分がたくさん含まれた美味しい健康茶「たんぽぽ茶」です。
ウーロン茶のカフェイン含有量のまとめ
ウーロン茶には、100mlあたり、20mgのカフェインが含まれています。
一般的に日本のお医者さんの妊婦さんに対するカフェイン許容量からすると、1日に500ml程度のウーロン茶を飲んでも問題はなさそうです。
ただし、他の飲食物にもカフェインが含まれていることを考え合わせると、たんぽぽ茶などのカフェインレスの健康茶を飲むようにした方がより良いと考えられます。
元気な赤ちゃんの誕生を楽しみに、もう少しの間、ウーロン茶を我慢してくださいね。
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