インターネットやテレビで耳にするマウンティング女子っていう言葉。
一体どういう意味なのでしょうか?
またいつ頃から使われるようになった表現なのでしょうか?
今回は、マウンティングの意味についてお伝えします。
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マウンティングとはどういう意味?
本来「マウンティング」とは、犬などの動物が相手に対して優位であることを示すために相手の上に乗っかることを意味しています。
しかし、その意味が変化して、人間関係で優位に立とうとするために、経済的状況や社会的立場などが相手よりも自分の方が上に立っていると態度や言葉で示すという意味でも「マウンティングする」という言い方が使われるようになりました。
このような意味で「マウンティング」という言葉が使われるようになったのは、2014年出版の『女は笑顔で殴り合う:マウンティング女子の実態(2014年出版)』という本で漫画家の瀧波ユカリが使い始めたのが最初だと言われています。
その後、沢尻エリカ主演のフジテレビ系テレビドラマ『ファーストクラス』で女同士のマウンティング地獄が描かれ、一般的に使用されるようになりました。
マウンティングする意味とは?
「マウンティング」を人間関係の上での意味で使用する場合、男性よりも女性同士での関係で使われることが多いようです。
「マウンティング女子」って言うそうです。
それでは、なぜ女性はマウンティングしたがるのでしょうか?
マウンティングする側の女性にとってマウンティングすることにどのような意味があるのでしょうか?
ある心理学者によれば女性同士の競争の基本は、男性を獲得するために本能レベルで起こっていることなのだそうです。
つまり、マウンティングして相手の女性より優位に立つことによって、より優れた男性を手に入れることができるというわけです。
でも、それって実際には当たっていませんよね?
しかも、すでに男性を獲得しているはずの結婚をしている女性同士でもマウンティングは行われています。
「マウンティング」には「男性獲得」にはないのでは?って思ってしまいますよね。
でもこれは、本能レベルで起こっていることなので、すでに結婚しているかどうかなど本人の状況はあまり関係ないみたいです。
マウンティング女子は、無意識のうちに相手にマウンティングしてしまっているのです。
実際に、マウンティング女子の中には、自分が無意識的にマウンティングしてしまうことを悩んでいる方もいます。
つまり、マウンティングする側にとって、マウンティングする意味など少しもないのです。
マウンティングされない方法とは?
マウンティング女子は、常にマウンティングしやすい相手を標的にします。
もし、すでにあなたがマウンティングされる側として悩んでいるのであれば、マウンティングされない為にはその人のことをなるべく避けるようにするしかありません。
マウンティングする側は意味もなく無意識的にマウンティングしているわけですから、マウンティングできる状況であればいつでもマウンティングしてきます。
きっと、マウンティング女子は、あなたのことを無視するなどしてあなたの気をひこうとするでしょう。
でも、反応してはいけません。相手はすぐにマウンティングポジションに入ってきます。
あなたがマウンティング女子からの無意味な攻撃を上手くかわせることを祈っています。
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