枝豆と同じくらい人気の高いそら豆ですが、実は、育て方はそれほど難しくないんです。
今回は、そら豆の育て方をご紹介しますので、是非チャレンジしてみてくださいね。
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そら豆の種の撒き方
そら豆の育て方の一番最初のポイントは種まきの時期と撒き方です。
いい加減な人だとベランダから庭に撒いちゃう人もいるみたいですが、それはちょっと乱暴すぎますね。
まず、そら豆の種まきの時期ですが、お住まいの地域によって違います。
関東地方より南の方は少し肌寒くなった10月中旬から11月上旬頃に撒きますが、東北地方より北では3月頃に撒きます。
そら豆は4年以上の連作はできないと言われているので、プランターを使った育て方がおすすめです。
プランターで育てる場合、発芽しない可能性を考え、まずポット植えで苗を育ててからプランターに植え替えます。
育苗ポットに川砂を入れ、そら豆の黒い部分を下にして斜めに差し込みます。お尻の部分が完全に隠れてしまわない程度に浅めに植えましょう。
ポットは日向に置き、土が乾かないように水をタップリと与えましょう。
1週間ほどで発芽し、本葉が2枚になったところで、元気なものを残して間引きします。
その後、本葉が4枚以上になったところで、プランターに植え替えます。
大型のプランターの底に鉢底石を敷き、フチを2センチ残して培養土を入れます。
株と株の間隔を15センチ以上離して植え替えます。
収穫までの育て方
そら豆の育て方で重要なのは水やり、肥料、支柱立て、摘心です。
そら豆の水やり
そら豆は乾燥した環境を好むので、たくさん水をやる必要はありません。
土の表面が乾いていると思ったら、タップリと水やりをしてやる程度で十分です。
そら豆の追肥のやり方
そら豆の育て方で忘れてはいけないのは追肥です。
12月と3月頃に粒状肥料を株元にばらまいてやるようにしましょう。
そら豆の支柱立て
そら豆は背が高く、風で倒れてしまいやすい植物です。
草丈が40センチ程度になったらプランターの四隅に支柱を立て、ひもで囲んでやることで風で倒れるのを防ぐことができます。
そら豆の整枝と摘心
そら豆の育て方で難しいポイントは整枝と摘心だと言われますが、それほど難しいことではありませんので、気軽にチャレンジしてみてください。
草丈が40センチ程度になり、支柱を立てる頃に整枝を行います。
それぞれの株のうちで元気そうな6~7本の枝を残し、残りはすべて根元から切り落とします。
さらに、草丈が70センチ程度に育ったところで、それ以上成長させず、実に栄養が行くように一番長い枝の先っぽを摘み取ります。
そら豆の収穫
そら豆の育て方で一番のポイントは収穫の時期です。
「美味しいのは3日だけ」とも言われますので、収穫時期を逃さないように気をつけましょう。
そら豆の収穫は、花が咲き終わってから約1か月後。5月中旬から6月です。
そら豆はさやが上に向かってつきますが、実が熟してくるとだんだんと水平になり、下に垂れ下がってきます。
水平になった頃が収穫の目安です。それ以上置いておくとそら豆がかたくなりますので注意しましょう。
収穫後はなるべく早くいただくようにしてください。
別記事でそら豆の美味しい食べ方をご紹介していますので、そちらも参考にしてくださいね。
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