突き指は、球技などではつきものですが、変な治し方をすると痛みが取れるまでに半年もかかってしまうこともあります。
しかも、それだけではなく、指が変形して一生そのままになってしまうこともあります。
突き指の正しい治し方をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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突き指の治し方|応急処置
まず、突き指をしてしまった時の応急処置の方法をご紹介します。
突き指の治し方で一番大切なポイントはこの応急処置にあります。
突き指の治し方をご紹介する前に、まず、絶対にやってはいけないことを2つご紹介します。
- 患部を引っ張る
- 無理に動かす
以前は、突き指した患部を引っ張るという治し方が一般的に知られていましたが、この治し方では靭帯を損傷してしまう場合があります。
また、突き指した個所を無理に曲げたりすると症状が悪化してしまうことがありますので、絶対にやめましょう。
突き指してしまった時は、まず、安静にすることが第一です。
突き指してしまった時にはなるべく早く試合や練習からは抜けるようにしましょう。
「ただの突き指」と軽く考えていると、後々後悔することにもなりかねません。
それでは突き指の正しい治し方を順番に見ていきましょう。
突き指した個所を冷やす
突き指の治し方で一番目に大切なポイントは冷却です。
その際に大切なのは、突き指した個所の周囲も含めて全体的に冷却するということです。
氷を入れて冷やした水の中に手首から先を入れるくらいがちょうど良いでしょう。
氷嚢を直接患部に当てたり、冷却用の湿布では一部分しか冷やすことができませんので、突き指の治し方としては充分ではありません。
突き指した個所を圧迫する
突き指の治し方で次に大切なのは、突き指をした個所を圧迫することです。
突き指した個所を圧迫することで、腫れと内出血を抑えることができます。
ただし、あまりに強く圧迫しすぎると患部周辺の血流を阻害してしまいますので、適度な圧力をかける必要があります。
テーピングすることで圧迫することができますので、次の動画を参考にしてやってみてください。
突き指した個所を圧迫することで内出血を抑えると同時に、患部を胸より高い位置に上げておくことでも内出血を抑えることができます。
テーピングした後は、なるべく患部を胸より高く上げておくようにしましょう。
ここまで、突き指の治し方をご紹介してきましたが、これはあくまでも応急処置です。
突き指の治し方で一番大切なことは、なるべく早く整形外科に行って診てもらうことです。
軽い突き指のように見えても、実は靭帯が損傷していたり、骨折してしまっていることもあります。
指が曲がってしまったまま一生を過ごしていくのは大変なので、なるべく早くお医者さんに診てもらうようにしましょうね。
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