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インフルエンザの予防接種を受けたら熱が出た。
これって、もしかしてインフルエンザに感染したってこと?
病院に行った方が良い?
今回は、インフルエンザの予防接種後に熱が出た場合の対処法をご紹介します。
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注意:インフルエンザの予防接種後に、以下のような症状が出た場合は、すぐに病院に行ってください。
- 痙攣
- 蕁麻疹
- 呼吸困難
- 血管浮腫
- 運動障害
- 意識障害
なお、以上のようなアナフィラキシーショックは、インフルエンザの予防接種して30分以内に起こることがほとんどだと言われています。
一刻も早く帰りたい気持ちは分かりますが、万が一に備えて、予防接種後30分は医療機関の近くで時間を過ごすようにしましょう。
インフルエンザ予防接種後の熱
インフルエンザの予防接種を受けた後に熱が出ることは珍しいことではありません。
これは、副反応と言って、インフルエンザ予防接種の場合、約1割程度の人に発生するといわれています。
インフルエンザの予防接種の副反応は、発熱以外にも、全身がだるくなったり、頭痛、寒気、予防接種をした部分が痛痒くなるなどの反応があり、いずれも、2〜3日程度で回復します。
予防接種の副反応の原因
ところで、このような予防接種の副反応は何が原因で起きるのでしょうか?
インフルエンザの予防接種では、不活性化したインフルエンザウィルスを体内に投入します。
不活性化していますので、インフルエンザに感染することはありませんが、体内の白血球は、異物が入ってきたことを察知し、攻撃を開始します。これが、インフルエンザ予防接種後の発熱の原因です。
この工程を通して、体の中にインフルエンザウィルスに対する免疫ができるので、予防接種後の副反応は、正常な反応だとも言えるのです。
予防接種後の発熱への対処法
では、インフルエンザの予防接種を受けた後に発熱した場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?
先ほど注意喚起したインフルエンザの予防接種後のアナフィラキシーショック以外の副反応は、特別危険なものではありません。
特に、発熱については、部屋を暖かくして布団の中で安静にしたり、温かいものを飲むなど、風邪をひいた時と同じような対処法で問題ありません。
インフルエンザの予防接種後に発熱したりしたら、「もしかして、インフルエンザに罹っちゃった?」って焦ることが多いようですが、そうではないので、まずは安心してください。
予防接種を受けておけば、インフルエンザが流行した時に、もし罹ったとしても軽い症状で済みますから、そのためだと思って、我慢してください。
早く元気になることをお祈りしています。
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