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友引の意味とは?葬儀や通夜はしない方が良いって本当?

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友引に通夜や葬儀をすると縁起が悪いって話聞いたことありませんか?

実際に、日本人の6割くらいが友引は葬儀をすると縁起が悪いという意味だと思っているそうです。

でも、友引には他の意味はないのでしょうか?

今回は、友引の本当の意味をご紹介したいと思います。

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友引に葬儀や通夜はNGなの?

一般的に、友引には葬儀や通夜は避けるべきだという意味があると言われています。

それは、友引の字面から、「友を引っ張っていく」という意味があり、友引に葬儀や通夜をすると、参列者のうちの誰かも死んでしまうと信じられているからです。

友引には、葬儀や通夜が行われることが少ないため、友引には休業になる火葬場もあるため、余計に友引には葬儀や通夜が行われることが少なくなっています。

でも、実は、友引には別の意味があり、葬儀や通夜とは関係がないそうなんです。

一体どういうことなのでしょうか?

友引の本当の意味とは?

もともと、大安、先負、赤口といった六曜には何の意味もなかったのですが、江戸時代に賭け事をしていた人たちがこの六曜でゲン担ぎをしたことで、様々な意味がつけられていったと言われています。

では、友引はどういう意味だったかというと、明治初期までは「共引」と書かれていて、その意味は「勝負事に決着がつかない、共に引き分けになる日」という意味でした。

ちなみに、「先負」「先勝」は、それぞれ読んで字のごとく、「先に始めた方が負ける」「先手必勝」という意味でした。

つまり、友引に「死者が葬儀の参列者を引っ張っていく」なんていう意味はどこにもなかったのです。

このような六曜の本当の意味については赤口について書いた記事にも記載していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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では友引に葬儀をしても大丈夫なの?

友引に葬儀がNGだというのが単なる迷信だと分かった以上、特に友引を避ける理由がなさそうですよね?

実は、そうでもないんです。

「友引に葬儀は縁起が悪い」と一般的に信じられてきたため、いくら迷信だと頭で分かっていても、弔問する側が参列を嫌がる可能性が出てくるのです。

せっかく故人をしのぶ葬儀屋告別式なのですから、なるべく多くの方に参列してもらいたいと思いますよね。

となると、やはりそのような意味のあるなしに関わらず友引に葬儀や通夜を行うのは避けた方が無難でしょう。

面倒な風習だと思うかもしれませんが、迷信ともうまく付き合って、人間関係に余計な摩擦を起こさずに過ごしていきたいものですね。

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