葬儀の服装は喪服じゃないとおかしいのは分かるけど、葬儀から日が経っている四十九日の服装ってどうしたら良いか迷いますよね？
- 四十九日の基本的な服装とは？
- 四十九日の夏の服装は？
- 四十九日を身内だけで行う場合の服装は？
- 平服と言われた場合はどんな服装がいいの？
- 四十九日の子どもの服装はどうしたら良い？
今回は、そんな四十九日の服装の様々な疑問にお答えします。
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四十九日の基本的な服装は？
四十九日の服装について解説する前に、まず、そもそも四十九日とはどういう法事なのかという点について説明したいと思います。
四十九日の法要とは、故人が亡くなった日から七日毎に行われる法要の最後のもので、この後は、一周忌、三回忌、七回忌などと数年毎に法要が行われます。
そして、基本的に、三回忌までは、基本的には葬儀と同様の服装をすることになっています。
では、具体的には、四十九日にはどのような服装をすれば良いのでしょうか？
まず、正式な四十九日の服装は、以下の通りです。
- 遺族や親族
正喪服（モーニング）もしくは準喪服（ブラックスーツ） - 参列者
準喪服（ブラックスーツ）もしくは略喪服（ダークスーツ、黒色のビジネススーツ）
しかし、最近では、正喪服を着用することは稀で、ほとんどの場合、準喪服（ブラックスーツ）で済ましていることがほとんどです。
いずれの場合も、スーツの内側は、白色のワイシャツで、ネクタイ、靴下、靴は黒色のものを着用します。
つまり、四十九日に参列する場合には、基本的には準喪服（ブラックスーツ）を着用しておけば一番無難だということになります。
ブラックスーツとダークスーツの違いとは？
ところで、ブラックスーツとはどんなスーツのことなのでしょうか？
これは、黒色のビジネススーツを着れば良いということではありません。
ブラックスーツとは、使われる生地が光ったりテカリが出ないように何度も染められており、昼夜共にどこで見ても黒く見えるスーツのことを言います。
黒色のビジネススーツでブラックスーツの人たちの中に入ってしまうと違いは歴然としていて、一目でビジネススーツを着ていることが分かってしまいます。
もしブラックスーツを持っていないのであれば、必ず夏冬兼用のブラックスーツを一着は持っておくようにしましょう。
四十九日が夏に行われる場合
ところで、四十九日の法要が夏に行われる場合の服装はどうなるのでしょうか？
暑い夏でも上着は着用しなければならないのでしょうか？
はい。残念ながら、夏でも基本的には上着を着用しなければなりません。
ただし、中に着用するワイシャツは半袖でも構いません。
行き帰りは半袖で、法要の時だけ上着を着用するようにすれば良いでしょう。
また、昨今では、あらかじめ遺族より、「ブラックスーツではなく、このような服装で」という指定がある場合がありますので、そのような場合は、遺族から言われたような服装で参加するようにしましょう。
四十九日を身内だけで行う場合
四十九日の法要を身内だけで行う場合はどのような服装で参列すれば良いのでしょうか？
この場合も、基本的な服装はブラックスーツです。
ただし、身内だけで四十九日を行う場合、略式で行われることも多いため、服装は平服でも構わないと言われることがほとんどだと思います。
今度の四十九日の服装は平服で良いから
などと連絡があった場合は、ブラックスーツを着用する必要はありません。
では、「平服」とはどのような服装のことを言うのでしょうか？
平服とは、カジュアルな服装で構わないと言う意味ではありません。
礼装でなくても構わないが、それに準じた服装で来てください、と言う意味です。
つまり、男性の場合、平服と言われた場合は、ダークスーツを着用するのが基本です。
スーツの内側も、白色のワイシャツで、ネクタイ、靴下、靴は黒色のものを着用します。
四十九日の子どもの服装は？
最後に四十九日の法要の子どもの服装についても解説しておきます。
四十九日の法要に高校生以下の子どもが参列する場合、学校の制服を着用するのが基本です。
靴は黒色、靴下は黒か白の派手ではないものを着用させましょう。
夏場は夏服で構いません。
もし制服がない場合は、黒色もしくは暗めな色合いの服装を着用させるようにしましょう。
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