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靴擦れの水ぶくれの処置方法|潰しても良い?それとも潰さない?

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新しい靴を履いていたら靴擦れで水ぶくれができてしまった。

処置方法を調べると、潰して治療する処置法と潰さないで自然に治す方法とがあるみたい。

どっちが正解なの?

実は、水ぶくれの状況などで答えが違ってくるので、どちらも正解なんです。

ただし、水ぶくれを潰す場合は、ばい菌が入らないように正しい処置法をとる必要があります。

今回は、靴擦れでできた水ぶくれの最適な処置方法をご紹介します。

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靴擦れの水ぶくれは潰す?

靴擦れの水ぶくれを潰すべきか、潰さないべきかは、水ぶくれができてしまった場所やあなたの今後の予定次第で決めます。

水ぶくれの中の液体には、リンパ液などの体液が含まれており、この液には患部を保護し、靴擦れによってできた傷の治りをサポートする働きがあります。

もし、靴擦れによってできた水ぶくれが、日常生活に支障のない場所にできているのであれば、潰さずにおいて、自然治癒に任せるのが一番です。

でも、翌日も長距離を歩く予定がある場合や、歩くたびに靴擦れの場所が痛む場合、もしくは、放っておけば水ぶくれが潰れてしまう危険性がある場合は、水ぶくれを潰して、適切な処置をしなければなりません。

歩くたびに痛む場合、痛む場所をかばって歩くうちに、変なところに負担がかかり、腰痛などを引き起こす原因になりかねません。

また、勝手に水ぶくれが潰れてしまった場合、傷口からばい菌などが入り込み、症状が悪化することも考えられます。

あなた自身の状況を鑑みて、靴擦れによる水ぶくれに処置をほどこすかどうかを決定しましょう。

靴擦れによる水ぶくれの処置方法

水ぶくれを潰して処置をすると決めた場合、どのように処置すれば良いのでしょうか?

ひと昔前までは、水ぶくれを潰したところを消毒し、傷口から出てきた体液などもガーゼなどに吸わせてなるべく乾燥させる処置法が取られてきましたが、近年は湿潤療法と言って、消毒もせず、なるべく乾燥させず人間が本来持っている治癒能力を最大限に引き出す処置法が主流になってきています。

詳しく知りたい方は別記事にまとめていますので、そちらを参照してください。

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水ぶくれを潰す場合もこの湿潤療法を使った処置法が有効です。

以下の手順で処置しましょう。

  1. 靴擦れした個所をきれいに流水で洗う
    まず、水ぶくれを潰す前に、表面をきれいに洗います。こうすることで、水ぶくれを潰した際に、ばい菌が患部に入り込むのを防ぎます。患部を洗う場合は、必ず蛇口から水を出しっぱなしにして流水で洗うようにしましょう。
  2. 水ぶくれを潰し、中の液体を出す
    水ぶくれを潰します。水ぶくれの部分には神経は通っていませんので、痛くありません。火であぶるなどして消毒した針の先で潰すようにしましょう。その後、中の液体を絞り出し、ティッシュペーパーなどで拭って出してしまいましょう。
  3. 水ぶくれの部分の皮を取り除く
    水ぶくれの部分の皮をハサミなどを使って取り除きます。この皮もそのままにしておくと、皮の下でばい菌が繁殖してしまうことがあります。面倒ですが、きれいに取り除きましょう。
  4. 患部を再度流水できれいに洗う
    患部が出てきたところで、再度流水できれいに洗います。この患部は神経がむき出しになっていますので、痛いと思いますが、我慢して洗いましょう。
  5. キズパワーパッドを貼りつける
    最後にキズパワーパッドを貼りつけます。ばんそうこうなどは、中から染み出てくる体液を吸い取ってしまいますが、キズパワーパッドなら、体液も上手に使いながら患部の治癒を促進してくれます。

以上が、水ぶくれを潰した場合の靴擦れの処置方法です。

早く治ると良いですね。

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