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本籍地の現代的意味とは?住民票とはどう違うの?

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婚姻届の提出の際などに必要になる「本籍地」、住民票のある市区町村とは別の所にある方も多いと思いますが、どういう意味があるのでしょうか?

本籍地の現代的意味と住民票との違いについてまとめました。

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本籍地の意味とは?住民票との違い

本籍地とは、戸籍の所在している場所のことを言います。

戸籍とは、最大親子2代までで構成されるもので、日本国民の親族関係をはっきりとさせるものです。

一般的には、結婚するまでは、親の戸籍に入り、結婚と同時に夫婦で新しい戸籍を作ります(これに当てはまらないこともあります)。夫婦で新しい戸籍を作る時は、本籍地は日本国内の土地であれば自由に選ぶことができます。通常、どちらかの実家の住所や、二人で新しく住むことになる新居の住所を本籍地とすることが多いのですが、二人の思い出の場所や思い入れの強い場所を本籍地と定めることもできます。(この点については以下のページに、詳しいです)

本籍地の簡単な調べ方|免許証を使った裏技も紹介

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一方、住民票は、個人を単位として、住所などを記録した帳簿です。例えば、進学や就職などで、親元を離れ、一人暮らしをする場合、住民票は新しい住所地に移すことが基本になりますが、本籍地は両親の本籍地と同じままです。

まれに、本籍地と住民票の住所が同じ場所を指しているにも関わらず、表記が違うことがあります。これは、住民票の住所は住んでいる建物まで特定するのに対し、本籍地は土地の区画(番号)を特定するものだからです。

ちなみに、住民票には、同じ住所地に住み、同一生計で暮らす「世帯」という単位が用いられます。この「世帯」は、戸籍とは違い、以下の条件が満たされれば、「同一世帯」とみなされます。
  • 同じ住所地に居住している
  • 同一生計で暮らしている
つまり、住民票では、親子3~4代はもちろん、違う苗字の人や、赤の他人であっても、同一世帯とみなされる場合があるのです。

先ほど、「住民票は新しい住所地に移すことが基本」と書きましたが、進学や単身赴任などで、現住所がかわっても、特に届け出を出さなければ、住民票に記載される住所と「現住所」が異なります。

その場合、住民税、選挙区などは、住民票の住所がある市区町村での手続きとなります。

本籍地の現代的意味とは?

これまで説明してきたように、本籍地と住民票の住所、現住所は必ずしも一致するものではありません。

住民票の住所は、学区や税金、選挙の関係など、生活に密着したものなので、きちんと定めて届け出る必要がありますが、本籍地はどうなのでしょうか?

本籍地は、現住所だけではなく、皇居や北方領土、富士山頂など自分の好きな住所に定めることができるため、わざわざ定めることの意味合いが薄いような気がします。

日本で最初の戸籍法ができた明治5年の戸籍法では、本籍は住所地を指しており、身分登録の意味合いもあったので、その当時の戸籍は、住民票の役割も兼ねていました。

この時の戸籍は、日本の昔ながらの考え方の「家(戸)」を基本とした考え方に基づいたもので、私たちが「戸籍」と聞いてイメージするものに近いものだと思います。

しかし、その後、様々な戸籍法の変遷が行われましたが、昭和23年の戸籍法の改正によって、「家制度」が廃止され、夫婦単位で戸籍が編成されるようになったのです。

つまり、昭和23年までの戸籍には、今私たちが住民票の住所を定めるのと同じような意味があったことが分かります。

では、本籍地の現代的意味は何に求めることができるのでしょうか?


これは、一つの仮説ですが、ある事件から、本籍地を定める意味が見出せるのかもしれません。

それは、西暦2,000年、ペルーのフジモリ大統領が日本に亡命し、その身柄引き渡しを要求されたにも関わらず、フジモリ氏の国籍が熊本にあることが確認され、逃亡犯罪人引渡法に「逃亡犯罪人が日本国民であるとき等には、当該逃亡犯罪人を引き渡してはならない」という文言があることから、引き渡しが拒否されたという事件です。

フジモリ氏の両親は熊本出身で、後にペルーに移住した移民でした。フジモリ氏は移民後に生まれた子供でしたが、両親が、リマにある日本公使館に出生届を提出したため、フジモリ氏は日本国籍を取得しました。

厳密に言えば、フジモリ氏は、ペルー国籍か日本国籍のどちらかを放棄する必要があったのですが、現実にはしていなかったことが確認されたため、亡命後、日本に留まることができました。

これは、実は特殊な例ではありません。

もし、私たちが海外に仕事などの関係で住民票を抜いていった場合、海外で何らかのトラブルに巻き込まれた時などに、日本国民であることを証明するものが戸籍しか残されていない可能性もあるのです。

このようなところに本籍地の現代的意味があるのかもしれません。

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